神韻のチケット販売に参加する中で感じたこと
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文/台湾の大法弟子

 明慧日本2012年1月3日】尊敬する師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。

 修煉の中で、修煉者は自分の心性に相応する高さの功を持てるようになる、と私は体得しています。神韻のチケット販売をしっかり行うには、まず自分をしっかり修めることが最も重要だと思います。下記に、2011年の神韻チケット販売に参加した中での感想を皆さんと分かち合いたいと思います。

学会と輔導站の手配に従う

 販促を行う中で、同修間の協力についての法理をよく思い出しました。協力することは神韻公演成功の鍵であると分かっていました。神韻が台湾を訪れるのは今年で5年目になりますが、私達の地域に来るのは初めてでした。公演日が確定してから、私たちの地域の同修は輔導站の手配協力しようとする意識がとても高いと感じました。チケット販売が始まった時、同修間でやり方をめぐって異なる意見や小さな議論はありましたが、交流の時に内に向けて自分の不足を探した体験談が多く聞かれました。これはとても良いスタートだったと私は思っています。

 は電子メールで神韻チケット販売のやり方について検討していましたが、師父は『更なる精進を』で佛学会が下した決定を無条件に実行するよう明確に説かれたので、自分がどのようにしたいかを私は全然考えずに、ただ佛学会の要求どおりに、主流社会の団体に向けて説明会を開くことに重点を置き、現有の資料に基づいて宣伝の時に使う説明原稿を真剣に準備しました。実際の効果をみると、説明会という宣伝方法は簡単かつ順調でした。師父と大法を無条件信じれば、多くの事は順調に運ぶと私は分かりました。

二、「修は己にありて、功は師父にあり」

 師父は『大紀元会議での説法』「一枚のチケットを売れば、一人が救われる」と説かれました。チケットを完売させるのは私達の最も重要な使命です。地元の輔導站は他の地域の同修を招いて、私達に経験を伝えました。主流社会に向けて説明会を開き、パワーポイントを使って画面を見せながらプレゼンする方法はとても良いと地元の同修合意しました。

 その後、業務経験を持つ数人の学習者は素早くプレゼンチームを作って、チーム内の分担もはっきり決めました。営業能力が高い人は外との連絡とアポイントを取る仕事、コンピュータと投影器材熟知する人はプレゼン現場の設備配置、見栄えの良い人はプレゼンテーションを担当、人とのコミュニケーションが得意なは広報活動、親切で熱心な人は説明会が終わった後質問に回答して現場でチケットを売ることにしました。私達は集団学法、交流、プレゼンの練習などを時間を決めてしっかり行いました。プレゼンを事前に繰り返し練習して、いろいろな細部の事も事前に充分検討しました。プレゼンチームは服装、名札から器材を詰めるスーツケースまで、神韻の国際的なブランドイメージに合わせて、主流社会に受け入れられるレベルを目指して準備しました。

 私はプレゼンを担当しました。プレゼンの原稿は全部で約10分ぐらいですが、パワーポイントの画面と鏡を見ながら、100回ほど練習しても原稿を完全に暗記できませんでした。ある日、一生懸命覚えている間に気分が悪くて吐き気がしました。ある人は「休憩しよう、あなたはもう相当よくできているよ」と耳元で話しました。安逸を求めようとするのは真の自分でない、毎回プレゼンの機会は一回きりなので、いい加減に行なって衆生の期待を裏切ることを絶対してはいけないと、私はすぐ意識しました。暗記できた後、実際にプレゼンをする時、言葉が口から泉のように流暢に流れました。このようにして熟練してきたため、説明をする時に余裕が出て、プロのレベルに近かったのです。ある保険会社で説明会をした後、会社のマネージャーは私たちを事務室に呼び、私たちが一流の営業マンなので、会社にヘッドハンティングをしたいと言いました。「修は己にありて、功は師父にあり(『転法輪』)です。全力で頑張っていれば、師父は最も良い結果を按排してくださる、と私は悟りました。

、一体になれば力が強くなる

 我々のプレゼンチームはすべての準備を整えてから一度、地元の集団学法の時に同修たちに実演して見せました。このようにしたのは、に正念を持って支持してもらう為、まず見せて、の理解を得ないといけないと思ったからです。プレゼンを見て、皆が私達のやり方はプロレベルに近いと思ってくれ、同修たちは次第に自分が持つ主流社会での人脈を積極的に紹介してくれるようになりました。皆の協力と紹介のおかげで、その後の1カ月余りの間、私たちは50説明会を開き、現場でのチケット販売も好調でした。

 プレゼンチームに参加していない同修も交流を通じて一体になった私達が互いに正念を持って支持すれば、売り出したチケットは全員の努力の賜物であると理解してくれました。ある同修は、「私はプレゼンチームに参加できませんが、正念を持ってあなた達を応援します。私は毎日中国大陸に真相電話をかけていますが、今後もっと努力してあなた達の分まで電話をかけます」と言ってくれました。「プレゼンチームの成功を見守るために発正念をしている」と教えてくれた年配の学習者もいました。また、私達が説明会の会場移動しようとする時、走って弁当を持ってきて、「食事を忘れないでね、みんなで一緒に頑張ろう」と言ってくれ同修もいました。毎回説明会が成功できたのは同修の信頼と応援のおかげだと私は分かっています。

四、すでに決まった事を、陰で議論しない

 今年の公演の高額チケットの数量と座席をどのように設定するかをめぐって、私たちの地域では協調人の会議を開いて検討しました。私と少数の同修は高額チケットを多く設定したいと考えていましたが検討の結果、多数派の意見が採用され、私の意見は採用されませんでした。実際に販売している中で、多くの会社の上層部の人は安いチケットに興味を示さず、自分の身分に合わせて高額のチケットを選びました。まるで私の当初の考えが正しかったと実証したようで、同修たちは主流社会の人の心理を掴んでいないため価格設定を間違えたのだと、私は心の中で呟いていました。

 実践の中で、高額チケットの売れ行きは順調ですが、安いチケットはなかなか売れない時期がありました。そのため、輔導站はを集めて交流し、で内に向けて探すようにと言いました。その時、私はまだ自分に存在する問題に気付いていませんでした。その後の学法の中で法理に照らして突然、「やはり自分の判断が正しかった」ということを実証したい気持ちがいかに強いかを意識しました。たとえ方法が完璧でなくても同修が互いに協力すれば、同じく良い結果を収めることができるという法理を、師父は我々に教えてくださったのではないでしょうか。すでに決定した事をまた蒸し返すと、きっと全体の力を弱めてしまいます。私達のこのような不純な念は常人を抑制してしまい、安いチケットの売れ行きが望ましくないという結果を招いた、と私は分かるようになりました。

 自分の不足を見つけてから、私は積極的な態度で改めて挑もうと思い、内心から「高額チケットでも安いチケットでも良い席なので、チケットを完売して衆生を救うことが最も重要だ」と自分に言い聞かせました。観念を転換して再び営業に出ると、私はチケットの価格にこだわらなくなりました。ある日、安いチケットを買おうかと迷う某銀行マネージャーに、私は強い正念を持って「神韻公演の演目は毎年更新され毎年素晴らしいので、見逃さないでくださいね」と堂々と彼女を説得しました。結局、彼女はもともと気に入っていなかった席を16枚購入してくれました。全体の次元の向上につれて、来年のチケットの価格設定について、我が地域ではきっと良い案を作れると私は信じています。

五、人心を放下すれば、すべてに按排がある

 ある日、某ロータリークラブで営業をした時、相手はチケットを10数枚予約し、翌週私がチケットを届けると話がまとまりました。「今日は一部のメンバーが会合に来ていないので、来週あなたが来る時、同じ日の同額のチケットを多めに持ってきてください。また買いたい人が出てくるから」と、クラブの理事長は丁寧に教えてくれました。そこで、私はすぐチケットセンターに電話をかけて、同じ日の同金額の残りの12枚を確保しました。しかしチケットをもらった時に見ると、12枚の座席はばらばらで、2枚の連番もあり3枚の連番もあり、1枚の単独席もあり、通路側の単独席6枚もありました。「クラブの人はきっとで近いところに集まって座りたいはずだ。このようなチケットは、売りにくいのではないか」と私の人心がすぐ浮かび上がりました。

 翌週私がチケットを届け時、まだチケットを買いたい人がいれば私に申し出てくださいと理事長はに知らせてくれました。ある夫婦は2枚の連番チケットを買い、その後ある社長は3枚の連番を買い、あるレストランのマネージャーは「ちょうどその日に休めるので」と、とても喜んで単独席の1枚を買いました。最後にとても優雅な婦人が来て、「チケットはとても人気があると知っているので、勝手なお願いですけど通路側の6枚を探してくださいませんか? 家族は通路側の席が好きですから」と言いました! 私は「本当に不思議です。見てください、この6枚はまるであなたのために特別に用意したようです」と言いました。結局、その日に多くもなく少なくもない、まさにその12枚を売り切りました! この見事な奇跡を通じて、誰がどの席に座るか、すべて按排があり、端っこの席や、番号が繋がっていない席など売りにくいと思うのはすべて人心で、そんなことを考えなくても良い、ただ行動すれば良いということが分かりました。

、どんなに忙しくても学法が必要

 チケット販売の期間中は多くの交流、連絡事項、プレゼン、常人の仕事、家庭の生活などでとても忙しかったのですが、長年の修煉を積んだ私は、学法の質を保つことが極めて重要だと分かっています。しっかり学法して心性の修煉を重視してこそ、絶えず向上できるのです。神韻の営業をする中で、私は普段よりもっと早く自分の不足と執着に気付くことができましたが、学法の質を保てなければ執着に気付いても、それを取り除くことができないのです。神韻営業の期間私は時間が足りなければ睡眠時間を削って1日に『転法輪』を2講学ぶことを堅持しました。往々にして昼間とても執着した事も、学法して再び考えてみると、大したことでなくなります。対立やトラブルも学法の後には一笑に付すことができます。

 この間、我が家経済面問題が突然現れ、主人は失業し、家に請求書がいっぱい溜まっていました。これは私の意志を挫くため、旧勢力が生活面で私を妨害してきたのです。説明会のスケジュールはとてもハードで、説明会に行かなければならない時間になっているのに、私は心性をしっかり守れず、家でつらい涙を流し、なかなか家を出られない時が何回もありました。しかし関を乗り越えられない状態でも、清浄でない心をもって衆生済度をしてはならないと思い、、私は心の中で大法を黙読しながら、涙を拭いてハイヒールを履き、胸を張って出かけることができました。結局、私は数々の困難を最終的に無事に乗り越える事ができました。これは師父のご加護のおかげで、ただ師父と大法を信じていただけだ、と私は分かりました。

 しっかり法を学んでこそ、正念を保つことができます。講壇に上がってプレゼンをする時、自分は神の使者であり師父の法身がそばにおられると思い、講壇の下に座っている衆生を見て、彼らを救いたいという願望が強かったのです。私の天目は開いていませんが、ある日の説明会で一瞬、黄色い袈裟を身にまとった師父の沢山の法身が、手印を結んで会場を囲んでいるのが見え、私の全身の細胞が震えました。

、着実に修煉する中で情を放下する

 の努力のおかげで、チケットの売れ行きは好調でした。台湾各地の同修から経験を教えて欲しいとの誘いがよくるようになりましたが、歓喜心を芽生えさせないようにと注意してくれる電話も多くなりました。段々と、私はプレッシャーを感じ始めました。私は有名になりたい気持ちがまったくないので、これから社交の場を避けるべきではないかと考えていました。一方で、同修の話を聞いて心が動じてつらくなる時があるのはなぜかと私内心に向けて探してみました。

 『転法輪』の中で、師父が言われた羅漢の例を思い出しました。喜ぶことも怯えることも彼の修煉を台無しにさせてしまい、羅漢は無為で心を動じてはいけません。私はパッと目が覚めました。有名になりたいかなりたくないかはともに「情」です。時々の自分のつらい気持ちは「情」そのものの現れです。交流、経験伝授など、私は同修に費やす時間が多ければ自分の修煉が妨げられることを心配していましたが、同修と互いに助け合って共に向上するより自分の都合を優先に考えていました。この利己的な私心が見つかった後、私の頭は清らかになりました。その後、同修から電話がかかってきた時、私は人心を放下でき、真に同修の話の中の正念を感じられるようにな、真に心から同修達と助け合って共に向上したいという気持ちになりました。

 以上は今年の神韻営業に参加した些細な感想です。最後に言いたいのは、私が実際にやった仕事はとても少ないのですが、師父は私にたくさんのたくさんのものをくださいました。師父、ありがとうございました! 協力してくれた同修達、ありがとうございました!

 (「2011年アジア法輪大法修煉体験交流会」原稿)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/25/250958.html)     更新日:2012年1月5日
 
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