【明慧日本2012年1月3日】遼寧省大連市に在住の法輪功修煉者・趙雪さん(55)は、2010年11月15日、大連市国保大隊と侯家溝派出所の警官により、不当に連行された。その後、趙さんは残酷な迫害を受け、大連市都心部の病院に10日以上入院し、退院後は姚家留置場に転送された。趙さんが連行された後、警官らは趙さんの家を捜索し、趙さんの給料や法輪功の関連資料などを没収した。
情報によると、かつて大連市のテレビ局で、法輪功の真相を伝える割り込み放送が成功したことで、国保大隊は趙さんを連行すべき重要人物としていた。
趙さんは留置場に5カ月間拘禁された後、家族に通知されないまま、懲役5年の不当判決を言い渡され、遼寧省女子刑務所に拘禁された。
2011年5月、趙さんは刑務所での迫害が原因で、血圧が270に上昇して失禁し、体は痩せこけて以前の面影はなく、自分で身の回りのことができなくなり、車いすを使用せざるを得ない状態になっていた。家族は拘束を解き、家に戻すよう要求したが、刑務所は趙さんが法輪功の修煉を放棄することを条件とした。
2011年12月、趙さんの兄といとこが女子刑務所に行き、趙さんとの面会を求めたが、刑務所は趙さんの兄だけに面会を許可した。その時の趙さんは車いすに乗り、すっかり痩せこけて、体重は80キロから40キロに激減し、さらに歯も抜けていた。趙さんは面会の3、4日前に応急手当を受け、これまでにもすでに何度も受けたそうである。
趙さんは法輪功の修煉を始める前に、たくさんの病気を患っていたが、修煉を始めてからは心身ともに健康を回復した。これまでにも趙さんは、修煉を放棄しないという理由で何度も連行されたことがある。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)