遼寧省:9年拘禁された修煉者 再び不法裁判に
【明慧日本2012年1月5日】遼寧省蓋州市に在住の法輪功修煉者・李徳成さん(65歳男性)は、法輪功を修煉しているというう理由で、2回不当に連行され、合計で9年間拘禁されたことがある。
2011年10月12日の夜、李さんは蓋州市東城区線溝村に行った時、法輪功の真相を知らない村民に通報された。そのため李さんは、蓋州市国保大隊と東城派出所の警官らに身柄を拘束された。
10月13日、李さんは蓋州市公安局に行政拘留され、25日に刑事拘留になった。
留置場に拘禁されていた2カ月間、李さんは7篇の陳情書を書いた。内容は自分が不当に連行・拘禁されたことに対する抗議。李さんはこれらの手紙を留置場の警官に渡して、検察官に渡すようお願いしたが、裁判の当日、裁判長から陳情書は届いていないと言われた。
裁判長は最後、「×教を利用して法律の実施を破壊する罪」という理由で、李さんを5年から6年の懲役刑を言い渡そうとした。李さんは承認せず、いわゆる証拠と法輪功を×教であると定めた法律の提示を要求した。裁判長はそれを回避し、その場を切り上げた。
李さんの家族も裁判所に証拠の提示を要求したが、強制的に退場させられた。
2003年1月29日、李さん家族5人が不当に身柄を拘束された。その内、修煉していない妻の父と次男は翌日に釈放された。李さんは妻、長男と一緒に営口市鮁魚圈区に行政拘留された。2月11日、3人は鮁魚圈開発区公安局に刑事拘留された。同年、李さんは懲役7年半、妻は7年、長男は8年の不当判決を言い渡された。
結局、李さんは2009年11月28日に錦州刑務所から釈放された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/30/251213.html)
更新日:2012年1月5日