【明慧日本2012年1月10日】アメリカ神韻国際芸術団は2011年12月23日金曜日の夜、カナダの首都・オタワ国立芸術センターで最終公演を行った。超満員となった最終公演は5日間の5公演に有終の美を飾り、合計8千5百人の観衆が夢のような体験をした。
神韻の鑑賞は、オタワ主流社会の新たなトレンド
経済の低迷により、多くの有名な劇団はすでに、2012年春季のオタワでの公演予定を取り消した。このように舞台公演の集客が低迷している昨今、神韻はまるで暗闇の中の星のように燦然と輝き、公演回数は2007年の1回公演から今年の5回公演にまでなった。
今、神韻を鑑賞することはオタワ主流社会の新たなトレンドとなり、劇場には友人や家族連れが多く見られる。今年は連邦政府、研究機構、民間企業が団体チケットを購入し、プレゼントとして職員に贈られることもままあった。その中で、オタワ心臓研究センターは合計70枚ものチケットを購入した。また、5回の公演を漏れなく観に来た観客もいた。5年連続で家族を連れて神韻を鑑賞し続けてきた政府官僚・ジョン・ジャクソンブラウン氏は「毎年必ず観に来る」と語った。
12月23日の夜、オタワの気温は氷点下20℃だったが、劇場の場内は春の暖かさに包まれていた。2時間半にわたって上演された神韻の舞台では、優美な中国の古典舞踊が次々と現れ、天国のような美景と、甘美な音楽が次々と現れた。独特な印象を持つ純美な舞台芸術は、観客達を時空を超えて、様々な時代や民族と地域の壮麗な文化へといざなった。神韻は仁・義・礼・智・信、天を敬い神を信じるなどの価値観を表現し、様々な民族的背景をもつ観客達は、謙遜の精神に潜められた大いなる力に感心し、魂と魂との触れ合いに、感情を抑えられない様子だった。公演終了後、全員が立ち上がり熱い拍手を贈り続けていた。
カナダ首相の前顧問「驚きの連続」
カナダ首相の前顧問・トム・フラナガン氏
カナダ首相の元顧問トム・フラナガン(Tom Flanagan)氏は、カナダ飢饉基金国際本部執行理事を務めており、過去20年間、外交官と対外援助の職に就いていた。23日の夜、フラナガン氏は孫達を連れて神韻を鑑賞した。鑑賞後、彼は神韻が非常に素晴らしい方法で人々に中国悠久の歴史と伝統文化を伝えたと称賛した。
フラナガン氏は神韻の演目が非常に多く、しかも精彩でエネルギーに満ちており、観客はたちまち惹き込まれてしまい、また歌手が歌うとき、歌詞を英語とフランス語で同時に流したので、とても助かったという。舞踊についても、フラナガン氏は称賛を惜しまなかった。「ダンサー達の技は最高です。その正確さは不思議としか言いようがありません。これは偉大な公演です。ダンサー達の身長はほぼ同じで協調性も高く、きっと厳しく選抜されたに違いありません。いままでこのような素晴らしい公演を観たことはありません。バックスクリーン上の映像と舞台の内容もよく調和しており、非常に美しかったです。驚きの連続です!」
舞台劇演出家「神が私達に苦難から抜け出す方法を教えてくれている」
舞台劇演出家・リンゼイ・マクレー氏
原住民文化の芸術家・リンゼイ・マクレー(Lindsay McRae)氏は鑑賞後、次のような感想を述べた。「公演からエネルギーをもらいました。私はアーティスト達の真心と心からの喜びを感じました。舞台は人々が真相を伝える場所です」
「人類は今何に直面しているのか、どのような未来が私達を待っているのか、また、人類は今、間違った方向へと進んでおり、多くの災難がすでに始まっていることなどを、神韻は美しい芸術の形で私達に教えてくれました。そして、すべての人がこの災難を乗り越えることを願って、その解決方法を呈示してくれました」
「人類には希望、美徳、文化が必要です。人類は人類のあるべき本来の精神を用いて自分達を変える必要があります。私達は人類であるということを忘れない限り、私達は救われる可能性があります。神が私達を導いてくれますから」
財務マネージャー「中国人は自分達の文化を蘇らせている」
IBMの財務マネージャーのデビッド・ジョンソン氏(左)
IBMの財務マネージャー・デビッド・ジョンソン氏は母親と一緒にオタワでの最終公演を鑑賞後、嬉しそうに記者に語った。「大好きです! これほど素晴らしいとは思いもしませんでした。形式が全く違う舞台芸術を目にすることができ、とても感激です」
「目を新しくする演目、音楽と舞踊の調和にも隙が無く、すべては美しく完璧です。このような大人数の舞踊はいままで観たことがなく、たいへん整然としていて非常に素晴らしかったです」さらに、デビッド・ジョンソン氏は公演から、中国人は彼らの伝統文化を蘇らせたと感じたという。
クリスマスプレゼントとして、息子から神韻の鑑賞に誘われたデビッド・ジョンソン氏の母親は、とくに神韻の歌が大好きだ話し、人類への啓発と美徳などの精神が多く伝わってきて、心が大変打たれたという。
中国問題専門家「災難の前に神は善良な人を助ける」
カナダの有名な元ベテラン外交官で中国問題の専門家・ブライアン(Brian C. McAdam)氏は12月22日、オタワ国立芸術センターで上演された神韻の第4公演を鑑賞した。今回で6回目の鑑賞となるブライアン氏は、神韻を初めて観たときと同じように感動し、このように語った。
「他のものとは全く違う魅力があり、とても優秀です! 神韻は中国の古典舞踊を通じて、中国の文化と歴史を多く表現し、同時に『慈悲と善良は必ず悪に勝つ』という永遠のテーマについても表現してくれました。神韻がこのような優雅な芸術を蘇らせたことを、私は大変嬉しく思います。世界ツアーを毎年行う神韻公演は、現代の中国伝統文化の空白を補うこととなりました」
「(中共には)人類の価値観が全くなく、暴力、弾圧、投獄、監禁などの罪悪と邪悪があるのみです。しかし、神韻は愛や内心からの喜び、造物主の存在などを伝えています。神韻が伝えようとするものは現代社会において、国が成り立つ根本的な要素です」