【明慧日本2012年1月13日】遼寧省盤錦(ばんきん)市に在住の法輪功修煉者・胡哲輝さん(46歳女性)は現在、遼寧省女子刑務所の迫害で危篤になった。身長165センチの胡さんは40キロまで痩せてしまった。
胡さんは大学卒業後、遼河油田録井会社に就職した。胡さんは1996年に法輪功の修煉を始め、修煉を通じて心臓病やリウマチが完治し、心身ともに恩恵を受けた。胡さんは、道徳が向上し、何事も相手を優先させ、真面目に仕事をやり、周りの人からとても高い評価を受けた。しかし、胡さんは法輪功の修煉を堅持したため、中共(中国共産党)当局に迫害され、放浪生活を余儀なくされた。
2005年8月3日、胡さんは娘に会いたくて自宅に帰ったが、尾行していた警官に身柄を拘束され、拘禁された。拘禁されている間、胡さんはさまざまな拷問を受け、39日間連続で「大」の字の形でまったく体が動けないように縛られた。やがて、胡さんは危篤になったにもかかわらず、2005年9月12日、警官に担ぎ込まれて法廷に入れられ、裁判を受けた。
拷問の実演:「大」の字に縛られる |
胡さんは懲役15年の重刑を宣告された。不当連行に抗議するため、胡さんは断食を行なった。70日後、警官によって刑務所へ担ぎ込まれた。刑務所に入れられた胡さんはベッドに縛られ、強制的に灌食を行われた。そして、刑務官は毎日、胡さんに対して洗脳を行い、胡さんはひざまずいた姿勢で法輪功を誹謗中傷するビデオや小冊子を見せられた。胡さんは他の人との会話を許されず、常に殴られ、胡さんの悲惨な叫び声が刑務所で響いた。
胡さんに対する迫害は1小隊隊長・陳瑩が担当している。陳はいつも受刑者を利用して、胡さんに迫害を加えている。胡さんの家族はお正月、胡さんに栄養のある食事を送ったが、受刑者たちに全部奪われた。彼らはお正月に、胡さんを下着のままで立たせた。胡さんは抗議した末、彼らに殴られ、鼻や口から血が流れた。ほかの人に見られないように、彼らは靴下で胡さんの口を封じ、地面に流れた血を胡さんトイレットペーパーで拭かせた。
胡さんは刑務所で懸命に「転向」に抵抗したため、トイレに行く自由もなく、全身に水をかけられたり、蹴られたり、平手で顔を殴られたりし、食事を与えられなかったりなど、数えられないほどの迫害を受けてきた。胡さんが強制的に灌食された悲惨な場面を見た受刑者は思わず涙が出たという。体調が悪化した胡さんは1カ月入院した。退院したとき、胡さんは痩せこけ、2人の受刑者に支えられて、刑務所に戻った。
ここで、痩せこけて危篤になった胡さんの近況に、世界中の正義で良識ある人々に関心を寄せるよう呼びかける。