【明慧日本2012年1月15日】甘粛省蘭州(らんしゅう)市の法律事務所に勤務している法輪功修煉者・金怡均さん(30代女性)は2011年12月7日、刑期を終えた法輪功修煉者・邵(しょう)顔波さんを、蘭州刑務所まで迎えに行った。邵さんの家族と友人も朝7時~夜9時まで、ずっと待っていた。しかし、会寧県公安局は邵さんを洗脳班に移送しようと企んでいたため、邵さんを釈放するつもりはなかった。その後、会寧県公安局、甘粛省蘭州市政法委、610弁公室、司法庁、蘭州市国保(国家安全保衛)大隊の20数人の警官らが、邵さんの家族と友人を脅迫し、強制的に写真を撮ったり、尾行したりした。
邵さんと家族は断固として釈放を要求した。夜9時過ぎ、邵さんはやっと釈放されたが、蘭州市国保大隊と会寧県公安局は、邵さんの家族と友人を尾行した。金さんは帰宅途中に不当に連行された。目撃者によると、金さんが乗っていたタクシーも尾行されたという。現在、金さんは蘭州市第一留置場に拘禁されている。
翌日午前、蘭州市公安局国保大隊の7~8人の私服警官が、金さんの家に押し入り、不当な家宅捜査を行い、パソコンなどを没収した。
金さんが連行された3日後、蘭州市公安局の警官は、金さんの勤務先の身分証明書やクレジットカード、靴などを金さんの夫に返した。12月14日の面会の日、留置場側は金さんと家族の面会を許さなかった。
2011年12月28日、金さんの親友は蘭州市公安局に行き、金さんの釈放を要求したが、守衛に遮られた。家族が関係者に電話をかけても、応対する人もいなかった。警官は「金と3日間話したが、頑固すぎる。これから金のことはもう私に聞いてはならない」と言った。
午後4時過ぎ、金さんの夫は公安局に行ったが、警官に追い返された。
金さんの家族は仕方なく、蘭州市政法委の責任者を訪ねたが、中に入れてもらえなかった。電話で金さんの状況を説明しても「責任者がいないし、聞いたこともない」と相手にされなかった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)