【明慧日本2012年1月15日】河南省信陽市光山県の610弁公室は、1999年7.20以来、警察、検察、裁判所を利用して、地元の法輪功修煉者30人以上を不当に連行・拘禁し、労働教養や懲役刑を言い渡したりした。法輪功修煉者から奪い取った財産は、30万元以上(約420万円)にも上っている。現在、まだ4人の法輪功修煉者が拘禁されているという。
教師の簡学富さん(41歳男性)は、1998年に腹水を患ったが、法輪功の修煉を始めてから3カ月で健康を取り戻した。しかし簡さんは、法輪功を修煉しているという理由で、5回も身柄を拘束されたことがある。2000年初め、簡さんは北京へ陳情に行ったが、身柄を拘束され懲役4年の不当判決を言い渡された。2008年9月、簡さんは再び610弁公室の警官に拘束された。光山留置場で、警官らは受刑者に命令して簡さんを殴打させたり、睡眠を取らせないなどの迫害を加えた。その後、簡さんは懲役6年の不当判決を言い渡され、現在は鄭州新密刑務所に拘禁されている。家族が面会に行った時、簡さんはひどく痩せて、白髪になっていたという。
農民の王新成さん(49歳男性)は2008年5月、人々に法輪功の真相を伝えていた時に、610弁公室の警官に身柄を拘束された。その後、王さんは4年の労働教養を言い渡され、現在は鄭州新密刑務所に拘禁されている。
何遠朗さん(37歳男性)は2010年4月30日に拘束された。2011年3月、何さんは光山県610弁公室に懲役4年の不当判決を言い渡され、現在は鄭州新密刑務所に拘禁されている。以前にも、何さんは懲役3年の判決を言い渡されたことがある。
劉則芝さん(46歳女性)は法輪功を修煉しているという理由で、繰り返し迫害された。2003年、劉さんは警官らに拘束され、鄭州十八里河で1年間の労働教養を強いられた。2010年4月30日午前、劉さんは集団で暴行されていた老年の法輪功修煉者を助けたために連行され、懲役4年の判決を言い渡された上、2011年5月に河南新郷女子刑務所に拘禁された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/1/14/130708.html) 更新日:2012年1月16日