【明慧日本2012年1月19日】神韻ニューヨーク芸術団は2012年1月3日から8日にかけて、サンフランシスコ・オペラ座で7回公演を行った。観衆は神韻のステージの多彩な中国神伝文化に惹きつけられ、称賛の声が多く寄せられた。7日(土曜日)の午後と夜の2公演は満場となり、翌8日(日曜日)の最後の公演は、チケットが完売したにも関わらず、チケットを求める観客が後を絶たなかった。主催側は急きょ、閉鎖していた席と、スタッフ用の席まで観客に提供したという。
中国のある芸術団で民族舞踊のディレクターを務めていた馬氏は、片道8時間のバスに乗って鑑賞に訪れた。鑑賞後、馬氏は次のように語った。「公演は本当に素晴らしかったです。この世に神韻以上の公演はありません!」「中国国内の芸術団の多くは西洋と現代的なものを次々と取り入れているので、表現するものは中国の古典芸術から遠く離れました。一方の神韻芸術団は中国古典(文化)を伝承し、純正な中国古典舞踊を表現しているので、観ているとすぐ、これは中国5千年の文化を表現していると分かります」
有名なトロンボーン奏者グレッグ・ヴァン氏
1987年より、オーストラリアのオペラとバレエの交響楽団で主席トロンボーン奏者を務めていたグレッグ・ヴァン(Greg Van)氏は1993年~2004年の間、シドニー音楽学院で教授も兼任しながら、オーストラリアのマスタークラスで客員教師も務めていた。さらにその間には、オーストラリア、ヨーロッパ、アジアで独奏コンサートも行った。ヴァン氏は7日夜の神韻公演を鑑賞後、神韻の全体の演出を高く評価した。
神韻オーケストラが西洋楽器に中国楽器を取り入れ、融合させて演奏することについて、ヴァン氏は「大好きです! 東洋の古典楽器と西洋楽器を融合し演奏する手法は、このような公演にはとても適合しています。西洋人はより受け入れやすくなり、自分達の文化への理解をも深めることになります。東西文化の融合の結晶です!」と、高く評価した。さらにその後、神韻公演で演奏された曲はすべて神韻のオリジナル曲だと知ると、「とても素晴らしいです。作曲家の力作です。その上、演奏家達の演奏も完璧でしたので、神韻オーケストラの生演奏は大変素晴らしかったです」と絶賛した。
また神韻を通じて、ヴァン氏は、生きることの真の意味や、生命の誕生にまつわる伝説について、これまで心に思っていた疑問も解けたと述べた。
ジョン氏と夫人
第1次世界大戦の時に設立した、ある多国籍石油会社の高級幹部であったジョン(John Uclovich)氏は5日夜、夫人と一緒に神韻を鑑賞した。鑑賞後、2人は共に「神韻は人類に重要なメッセージを伝えている」と話した。
感動に浸っていたション氏は、「バックスクリーン上の映像は演目の内容とダンサー達の動きとぴったりと一致し、演出力がとても高いです。さらにもっと素晴らしく感じたのは、公演から伝わってくるメッセージです。このメッセージは私達にとってとても重要で必要なものです」と語り、神韻の音楽にも感心した様子だった。
傍らにいる夫人も、公演から伝わってくる善良と希望を込めたメッセージが最も好きだという。夫人は「今の世の中は道徳の没落に瀕しているので、道徳の向上への呼びかけがとても必要です。こういう時期に、神韻がこれほど善と美を極めた芸術を届けてくれるとは大変感心しました。このような公演を今まで観たことがありません」と説明した。
秦さん(左)と張君昭さん
アメリカに来たばかりの張君昭さんは、友人の秦さんに誘われて一緒に神韻を鑑賞した。張さんは「神韻はとても美しく、中華民族の伝統、美しい人間性、正義と善良をよく表現しました。しかもダンサーのレベルも高いです」と述べた。
芸術好きな上海人・秦さんは「神韻は他の公演と違って、芸術性もダンスのレベルも高く、振り付けも独特で、中国国内ではこのようなハイレベルの公演を観たことはありません。正直、驚きました」と話した。