遼寧省:留置場で暴行された法輪功修煉者が死亡(写真)
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 【明慧日本2012年1月27日】遼寧省興城市に住む法輪功修煉者・宋彩虹さんは2011年12月30日、正当な理由もなく派出所に身柄を拘束され、その後、留置場で警官による暴力を受け、2012年1月15日に41歳の若さで死亡した。宋さんはこれまでに馬三家労働教養所で3年の迫害を受け、その後、懲役5年の不当判決を言い渡され、遼寧省女子監獄で迫害を受けた。

 宋彩虹さんは周麗珍さんが2011年12月30日、法輪功の真相を伝えたことを理由として、地元の派出所警官らに身柄を拘束された。宋さんは迫害に抗議して「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、警官らにめった打ちされ、その夜に瓢箪島留置場に移送された。

 翌日、留置場の中で宋さんは5人の警官に押し倒され、髪の毛を引っ張られたり、お腹を蹴られたりし、背中を殴られるなどの拷問を受けた。そのため、宋さんは血を吐き出し、食事ととることができなかった。1月5日、宋さんは迫害のため意識が朦朧状態になった。迫害に加担した警官は責任逃れのため至急宋さんを病院に送りこんだ。しかし、診断の結果入院が必要との判断に対して、警官らは入院を拒み、強引に宋さんを留置場に戻した。そのため、1月8日、宋さんは意識不明の重体になり、事態の重大さを感じた警官は、宋さんの入院を初めて許可した。検査の結果、宋さんは暴行を受けたため嘔吐して食事をとることができず、急性尿毒症を患い、さらに入院の時期が遅れたため、1月15日に病院で亡くなった。

拷問の実演:電気ショックを加えられる

   (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/17/251921.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/1/19/130818.html)     更新日:2012年1月28日
 
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