四川省:達州市裁判所が無実の一般市民に不当判決を宣告
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 【明慧日本2012年1月31日】四川省達州市の通川区裁判所は2011年12月28日、財政局に勤めていた陶大鳳さん(64歳女性)、ビール工場の作業員・夏碧さん(57歳女性)、紡績工場の作業員・許成忠さん(75歳男性)、醸造工場の作業員・冉文学さん(62歳男性)、紡績工場の作業員・李俊汝さん(47歳女性))、製菓工場の定年退職員・郭徳芬さん(64歳女性)に対して、傍聴者もない不公平な裁判のもとで、秘密裏に3年から10年までの不当判決を宣告した。

  上記の被害者6人は皆、「真・善・忍」の法理に基づき良い人を目指していた法輪功修煉者であり、中共(中国共産党)により法輪功が迫害されている事実状況を人々に伝えたため、2011年7月3日からおよそ15日間の大規模な逮捕行動において、強制連行や不当拘禁を受け、さらに無実のまま正当な理由もなく重刑判決を受けた。

 裁判の当日、被害者の一人であった許さんは、法廷の場で中共に利用された訴訟人による誣告に反論した。しかし、同日の午後、事実を無視されたうえ、そのまま通川区公安支局へ移送された。結局、拷問などの迫害を受けつくしたことで、危篤に陥って家へ帰された。一方、陶さんに10年、夏さんに8年、許さん、冉さん、李さんに5年、郭さんに3年の不当判決が宣告された。

 今回の迫害はいずれも、逮捕状などの令状を提示することもなく、裁判所と地元の関連部門の結託により行われたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/19/252019.html)     更新日:2012年2月1日
 
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