【明慧日本2012年2月4日】四川省資陽市二娥湖にある、いわゆる「法制教育センター」(実際は不法な洗脳班)は、法輪功修煉者に対して強制的な洗脳を行っており、洗脳の過程で修煉者に毒薬を飲ませ、一人を死に至らせた。高齢の李華彬さんは、2011年12月の下旬に洗脳班から釈放されたが、しばらくして意識不明になり、2012年1月12日に死亡した。この状況はその少し前に死亡した、法輪功修煉者・呉義華さんと酷似していた。そのため、資陽市第二娥湖洗脳班は、法輪功修煉者・李さんに対しても、ひそかに毒薬を投与して死に至らせた可能性がある。
医師・呉義華さん 迫害され死亡
呉さん(47歳男性)は診療所を営む医師であった。しかし2010年10月12日、鴈江区国家保安大隊の黄光武が率いる7、8人の警官が診療所に押し入り、呉さんを資陽市第二娥湖洗脳班に連行した。警官らは、呉さんに対して残酷な迫害を行い、信仰を放棄する旨の誓約書「五書」を書くことを強要した。
法輪功を修煉し、「真・善・忍」を信仰し、道徳的に高尚な人を目指すことは間違いではない。中共(中国共産党)当局から、どれほど残酷に迫害されようとも、呉さんは自らの信仰を放棄しなかった。すると、洗脳班の班長・肖慧は、黄光武らとともに数日間連続で、呉さんに拷問を加えた上、飲み水に中枢神経や内臓を破壊する毒薬を入れ飲ませたため、呉さんは高血圧と尿毒症になった。
呉さんは屈服しなかった。しかし呉さんは身体が変形するまで拷問され、2011年3月に洗脳班から釈放された時には、まるで別人のようになっていた。
その後の数カ月間、呉さんはたびたび意識を失うようになり、胃はいつも猛烈に痛み、薬を飲んでも効かなかった。呉さんは「状態が徐々に悪化している」と話していた。近所の人は、「呉さんは細く痩せ細り、顔色は青くなり、唇は黒ずんだ」と言っていた。2011年12月12日、呉さんは死亡した。
高齢の李華彬さん 迫害され死亡
簡陽市新合鄕に在住の李華彬さん(70代男性)は、当局に不当に身柄を拘束されるまで、体はいたって健康で、いつも自転車をこいで数十キロも遠くにある町へ向かい、鍋の修理をして生計を立てていた。李さんは十数年間ずっと、このように鍋の修理をしていた。李さんは大きな坂を登るときも、自転車から降りる必要がないほど健康だった。
李さんは2011年8月のある日、簡陽市の平武鎭に行き、ある農家で法輪功の真相DVDを見ていた時、通報されて610弁公室によって拘束された。李さんは資陽市第二娥湖洗脳班に送られて残酷な迫害を受けた。李さんは洗脳を強いられ、「五書」を書くことを強要された。李さんは2011年12月の下旬に釈放されたが、2012年1月11日の夜9時、突然意識を失い、病院に送られたが12日の午後に死亡した。もともと元気だった李さんは、洗脳班から釈放されてすぐ、意識を失い死亡した。
李さんは数年前、鍋の修理に行く時、路上で車にはねられたことがある。病院で救急治療を受け、李さんの意識が戻ると、運転手は賠償として1500元を渡そうとしたが、李さんは受け取らず家に帰った。しばらくして李さんの傷は直り、それから当局に連行される前まで、ずっと健康だった。
李さんは洗脳班から釈放後、しばらく意識不明になり死亡した。これは呉さんの状況と非常に似ている。李さんは洗脳班でひそかに毒薬を飲まされたため、死亡した可能性が高い。
国内外の皆様、この迫害を暴露し、迫害の停止に力を添えていただけるよう、お願い申し上げます。