山東省:無実の市民が迫害され重篤 警察は責任回避
【明慧日本2012年2月10日】山東省青島市黄島区の私服警官ら5人は2011年12月5日、法輪功修煉者・尹秀菊さんの自宅に強行突入し、法輪功の資料を配布したことを理由に家宅捜索し、尹さんを薛家島派出所まで強制連行した。
派出所の警察は、捏造した罪名への署名を拒否し続けた尹さんに対して、ひどく罵ったり、尋問を強化したりして30時間にわたって迫害を行った。尹さんは、迫害により危篤に陥って倒れたものの、警察は尹さんに緊急治療をさせなかった。結局、30分も失神していた尹さんはやっと病院へ運ばれ、4時間の救急救命によって一命をとりとめた。派出所は、この救急救命の過程を立証撮影し、尹さんに命の危険をもたらした責任から逃れようとした。
尹さんは緊急治療を施されたが、医師は瀕死状態に陥ったと診断し、重体患者としてほかの病院へ運ばれた。その後、心肌炎や膵臓炎の重篤な状態で治療を受けながら、1カ月の入院生活を送っていた。そして、2012年1月 5日に帰宅することができた。しかし、医療費など入院中の全ての費用は、加害者の警察は責任を取らず、家族が全額を負担して支払った。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/9/252875.html)
更新日:2012年2月11日