明慧法会|携帯電話とネットを駆使して真相を伝える(一)
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文/中国の大法弟子 晴空

明慧日本2012213日】尊敬する師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。

 この2年来、携帯電話とネットを駆使して真相を伝え、衆生を救い済度してきた体得を皆さんに報告したいと思います。

 一、携帯電話で真相を伝える

 私達の地区で真相を伝える時、携帯電話を使うやり方は2009年から普及しました。当時は、外に出て常人と顔と合わせて真相を伝えるやり方がほとんどでした。私もそのように出かけて、出会った常人に「三退」を勧め、また家で真相資料を作ったりしました。しかし心の中ではいつも、衆生済度において自分がまだ全力を尽くしていないような残念な気持ちがあり、夜の時間を利用して自分が作ったメーリングリストに真相情報を送信したりもしていましたが、効果はあまり良くありませんでした。

 その当時、携帯電話を使って真相を伝えるやり方を私はあまり重視していませんでした。メール短いため何も説明できないし、効果がないという観念を私はずっと抱いていました。その後、明慧ネットに載った携帯電話関連の交流文章を読んで、周囲の同修もよく携帯電話を活用すべきだと提起したので、私はやっと重視し始めました。そこで自分の観念を捨てて、携帯電話の操作を学んで、地元携帯電話を使って真相を伝えるプロジェクトを普及させる責任を担っていこうと決心しました。

 やっている中で、今日の世界に携帯電話がこれほど普及しているのは、持ち主に真相を聞かせる要素もきっとあると私は悟りました。師父は『二〇〇四年ワシントンDC法会での説法』「実はこの世界の全ては偶然ではありません。一人の生命、一つの物体、皆この大法のためにやってきており、この大法のために成り立ち、造られたのです。全ての人がこの情況です。三界の歴史過程まで大法のために造られたのです」と説いておられます。そのため、大法弟子は一つの方法にこだわらずに、多種多様な方法で広く衆生を救い済度すべきだと思います。私の天目は開いていませんが、宇宙の至る所に大法弟子の正念の場があり、携帯電話から発信した福音は空中で交錯して、縁のある衆生を救っているのを感じています!

 携帯電話で真相を伝えるやり方を勉強したいと考える同修もいますが、この方法は常人と顔を合わせて真相を伝える度胸がなく、恐れる心を隠すためだと疑う同修もいて、この方法をやり出したら他のプロジェクトの人手がますます足りなくなると心配する同修もいました。あれこれ聞いて私は大きなプレッシャーを感じて、議論に巻き込まれたくない、自己を守りたいという執着心が湧いてきて、「それでは、同修たちに自分の好きなようにやってもらえば良い」とか、「自我を放下する」とかの理由を探して、携帯電話の件を2カ月ほど手放しました。この2カ月の間に私はもちろん、内に向けて探して、大法の法理にかなう方法を考えていました。

 このような出来事に心を強く打たれて、私は同修にとても申し訳なく思いました。他の人(私も含めて)がなかなか行動に移らないのを見て、携帯電話で真相を伝えることを一日も早く実行するために、数人の同修は自ら20の携帯電話を購入しました。しかし彼女たちは操作が分からないため、買ってきた電話はグループ発信の機能も、バックサウンド機能もついておらず、シリアル番号の変更もできなくて、多くのお金を無駄にしました。この損失は自己を保護し、人に認められたい私の執着がもたらしたのです。目に見える損失はこれだけですが、衆生済度を遅らせ、無駄になった時間など目に見えない損失は、どれほど大きいかわかりません! このプロジェクトは正しいということを知っていても、優柔不断な私は「自我」をその前に置いたのです! 「私(し)」は古い宇宙が壊滅する原因なのですが、どうして私はまだ「私」を抱いて放さないのでしょうか?

 ある協調人の同修と検討して、このプロジェクトを前へ押し進めようと私は決心しました。正念が出れば反対の声も聞こえなくなり、同修たちはとても協力していると感じました。以前の反対の声は私に私心を取り除いて向上させるために存在したのだ、と私は分かりました。

 決心してからまず直面したのは携帯電話を購入することです。携帯電話に関して何も分からない私は最初、ある同修に教えてもらい、携帯電話も彼に頼んで買ってもらっていました。彼の仕事がとても忙しいのを見て、私は自分で買うようにチャレンジして、一回に数十個を買いました。買っている中で恐れる心が生じて、このように大量に買って邪悪に目をつけられたらどうしよう、明慧ネットでも安全に注意するようにと呼びかけているので、やはり同修たちにそれぞれ自身で買ってもらおう、と思いもしました。しかし、「私は衆生を救いたいのではないか? 同修たちは素人で携帯電話の型番、性能も知らず、私が購入を担当しないと同修たちはきっと高価なものを買ってしまう。自分はこのような能力があって適任でありながら、大法の資源と同修の時間を節約できる仕事を、私がやらない理由はどこにあるのか? 恐れる心があるために止めようとしているが、どんな理由を見つけても自分の私心を隠すことが出来ない。なぜ恐れるのか? 携帯電話を購入して衆生を救うのは大法の法理に叶っているので、買う台数が多いほどこのプロジェクトに携わる同修が多いというわけで、つまりもっと多くの人を救えるわけで、このことを私はしっかりやるべきだ」と考え直しました。このように、携帯電話を購入する中で私の正念はますます強くなり、恐れる心はますます薄くなり、自我を保護する私心もますます減っていきました。2年来、私が代理で購入した携帯電話は数百台にのぼります。

 携帯電話を買ってきた後も、心性に障る出来事がありました。どのタイプの携帯電話も、実際の効果が良いかわからないので、私はまず1個を買って自分で操作してみて、それから皆の分を購入しました。電話の操作は絶えず進歩しているため、モデルチェンジも頻繁で、店に行って更新する手続きも私に委ねられました。電話に問題が出たり、操作ミスで一時的に使えなくなったりすると、全部私のところに戻ってきて、私が返品か交換に行かなければなりませんでした。とても時間がかかって、時には本当に心に障りました。たとえば、ある同修は充電してもすぐ電池が切れると言って、電池交換を要求しました。その電池にどんな問題ないと分かっていても、私はやはり自分が使っている電池を彼女のと交換しました。またある同修がペンがほしいと言えば私は自分のペンを彼女にあげました。壊れたと思われる電話はすべて私のところに戻されましたが、私の心性が高まった後、電話はすべて復旧しました。毎回問題が現れる時に、私が私心を放下しないと前に進めませんでした。

 電話機が揃っても、心性と操作がついてこないといけません。私達は「携帯電話プロジェクトの学法チーム」を設立して、学法の後に操作を練習して衆生済度の経験を交流しました。全市のどの地区からも操作が分かる同修を派遣してチームに参加してもらい、また彼女らは自分の地区で学法と操作チームを作りました。電話プロジェクトに携わる同修全員が交流環境から離れないように保証しながら、このプロジェクトを全体が協力するプロジェクトにしました。

 暫くして、私たちは地元で電話プロジェクトをめぐる交流会を開きました。交流会は成功、近くの市と県の同修も駆けつけてきました。隣県の同修Aさんは、家は他の同修からとても遠くて、毎日列車に乗って通っています。彼女は「私は普段同修に会えないので、毎日どうやって衆生を済度するかを考えています。電話プロジェクトのことを聞いてから、誰か、ぜひ私に教えてほしいですと師父にお願いしました」と語りました。

 私が彼女の家に行った時、彼女は「師父に感謝します、師父に感謝します」と言って感動の涙を流しました!  やり方を教えて私が帰る時、彼女は休暇を取って多くの果物を買い、「こんなに早く帰るの? ギョーザを作って食べてもらいたいのに」と言いました。今回の交流会には彼女も来て、自分の体得を話しました。彼女の素朴な言葉はみんなを感動させました。「とても嬉しいです。携帯電話は私の宝物で、毎日列車に乗って通勤する間に電話をかけて真相を伝えたり真相メッセージを送ったりできます。ある日、電話の中で67人に脱党してもらいました」

 また、携帯電話の操作があまり分からない数人の年配の同修は、真相メールを送った体験を語りました。不器用な彼女たちは一文字一文字、メールを打って、1日に多くの真相メールを発送しました。同修が捕まえられたと聞けば彼女たちはすぐ派出所に行って電話番号をメモしてきて、それから派出所に電話をかけて真相を伝えます。やっている中で多くの奇跡が起きました!

 今回の交流会で多くの感動的な発言があり、私は励まされて、携帯電話プロジェクトをもっとしっかり行なおうと決心しました。その後、私達の「携帯電話プロジェクトの学法チーム」のメンバーは全体的に大きく向上しました!

 ある50代の同修Bさんは、携帯電話プロジェクトを広める仕事を担って、とても真面目にやっています。彼女はもともと自分所在地区の協調人であり、時に資料も作らないといけませんが、きちんと段取りをしてすぐ自分の地区で二つの電話チームを設立し、操作に精通する同修を1人育成しました。外に出られないある年配の同修が携帯電話の操作を学びたいというので、Bさんは根気良く彼に教えました。事情があって2人は彼の家で教えることができないため、冬場の公園に座って、Bさんは熱心に彼を教えました。操作する時に手袋をはめることができなくて、指はとても痛かったのですが、教えるほうも学ぶほうも衆生済度の心を抱いて、正念がとても強く、年を取って覚えるのが遅くても2人とも諦めず、半年後、彼はやっと電話の操作を全部覚えました。彼はとても嬉しくて、毎日のように外に出てメールを送ったり、電話をかけたりしています。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/22/249149.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/29/129757.html)     更新日:2012年2月14日
 
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