黒竜江省:ジャムス市の法輪功修煉者 不当に15日間拘留
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 明慧日本2012216日】黒竜江省ジャムス市に在住の法輪功修煉者・劉海毅さん(38歳男性)は20111213日、饒河(じょうが)県で『共産党についての九つの論評』のDVDを配っていた際、私服警官に不当に身柄を拘束されて饒河県刑務所に拘禁され、繰り返し殴打された。劉さんは15日間拘留された後、釈放されたという。

 劉さんの職業は運転手である。劉さんは1998年に法輪功の修煉を始めた。修煉を始める以前の劉さんは短気で、喫煙と飲酒の悪い習性があり、いつも人に喧嘩を売っていた。しかし、法輪功の修煉を始めてからの劉さんは「真・善・忍」の原則に従って心性を向上させ、優しい人になった。

 20111213日、劉さんは饒河県に出張したとき、饒河県公安局付近で『共産党についての九つの論評』のDVDを配っていた際、2人の私服警官に不当に身柄を拘束された。派出所に連行された劉さんは、警官に名前と住所を聞かれたが、劉さんは何も答えなかった。

 その日の夜中、警官は劉さんに手錠かけ、饒河県刑務所に移送した。劉さんは刑務所に入ることを拒否し「法輪大法は素晴らしい」と叫んだが、56人の受刑者によって、強引に刑務所に引きずり込まれた。刑務所で劉さんは、受刑者らに殴打されたため、左目が充血して腫れあがり、開けられなくなった。劉さんは睡眠のときも手錠を外してもらえなかった。

拷問の実演:野蛮な殴打

 1214日、劉さんは刑務所の所長と会い、所長に「昨日、受刑者たちに殴打された。病院で検査を受けたい」と言った。劉さんは、病院で会った人たちに「私は法輪功修煉者です。法輪功は100カ国以上の国々に広がっています。しかし、中国だけは法輪功の修煉許されていません。私はこれほど殴られました」と話した。警官は、劉さんが多くの人に法輪功の真相を伝えることを恐れて、劉さんを病院の1階で診察を受けさせた。1階には検査機器もなく眼科もなかった。劉さんが頭が痛いと訴えたため、劉さんはCT検査を受けた。検査が終わった後、刑務所の所長は「問題ない」と言って、引き続き劉さんを刑務所に拘禁した。

 劉さん一緒に出張していた同僚2劉さんが一晩経っても帰ってこなかったため、派出所を訪ねた。派出所の警官は、劉さんが泊まっていホテルに行き、劉さんの荷物を捜査し、2冊の電子書籍とスピーカなど800元相当のを没収した。

 1217日、国保(国家安全保衛)大隊長・劉立新と数人の警官は、劉さんに手錠をかけ、頭にカバーをかけて刑務所から連れ出し、車に乗せた。劉さんは、昼間なのにカーテンを閉じられている部屋に連れて行かれ、暖房器具の管に手錠でかけられた。

 警官は「DVDディスクと真相チラシをどこもらったか?」と尋問したが、劉さんは答えなかった。そこで警官はスタンガンを持ってきて、劉さんに「早く言え。言ったら、お前をすぐ釈放する。言わなければ、酷い目に会うぞ」と脅迫した。その日の夜、劉さんは足かせをかけられた。その翌日の午前、警官は再び劉さんの頭にカバーをかけ、劉さんを刑務所に連れ戻した。

 12288時ごろ、劉さんは刑務所から饒河県公安局に連れていかれ、写真撮影、強制的な拇印、身長と足のサイズの測定、棉棒で口の中の唾液の採取(意図不明)の後、釈放された。

 しかし帰宅した劉さんは、現地の住民委員会から、「煉功しない」という内容の保証書を書くよう強要されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/7/252789.html)     更新日:2012年2月16日
 
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