山東省:警察の違法行為を非難した市民が迫害される
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 【明慧日本2012年2月25日】山東省萊西(らいせい)市在住の李徳偉さん(50)は1996年に法輪功を習い始め、癌が全快するなど心身ともに恩恵を受けた。1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、李さんは法輪功の真相を伝えるために上京したことにより、中共当局によるひどい迫害を受け、数回にわたって強制連行された。

 2012年2月8日午前10時ごろ、「真・善・忍」と書かれた対聯(ついれん)を平度祝溝派出所の警官が破壊したことを非難した李さんは、同行していた郭秀花さんと共に警察に連行された。当日午後、警察は郭さんの家宅に侵 入し、数万元に値する家財を没収した。10日、警官らは、李さんの家へ行き、李さんから奪った鍵でドアを開け室内に強行突入し、令状もなく、誰もいない家を荒らしまわり、法輪功の関連物を全て没収した。11日、警官らはその対聯を貼っている張月美さんの家へ行き、再び対聯を破壊し、室内に侵入し、パソコン や印刷代金を没収した。

 その後、李さんは平度公安局の留置場に不当に拘禁され、面会すら許されなかった。

 法輪功は世界114カ国に伝えられ愛好されており、すでに1億人以上の人々が法輪功を学んでいる。法輪功を修煉するにつれ、心身ともに改善され、道徳も向上する。そして、中国の憲法や法律において、国として公民が法輪功を修煉することを禁止してはいない。

  しかし、1999年7.20以後、中共が法輪功修煉者への迫害を強化する一方で、自営の商売で不徳、悪徳などはいっさいせず、誰もが信頼する良い人であっ た李さんは、同じ「真・善・忍」の教えを信奉する多数の修煉者と同様に、公安局や610弁公室による嫌がらせ・強制連行・不当拘禁・金銭恐喝・家宅捜索・ 家財没収などの迫害を受けてきた。李さんもこの弾圧政策のもとで迫害を逃れられなかった。

 かつて、2006年5月15日夜8時ごろ、李さんは警官らに家のドアを壊されたうえ、室内に侵入され家財を剥奪された。当時警察は、罪もない李さんに向かって、拳銃で発砲して脅した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/23/253405.html)     更新日:2012年2月26日
 
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