明慧法会|携帯電話で真相を伝える体験談(二)
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 明慧日本201231日】

 衆生はすぐに救われることを切望している

 電話で真相を伝える過程で最も強く感じたことは、自分固有の観念を取り除かなければならないということです。以前、ショートメッセージを送る時、私はいつも、地元を主にして送っていました。返信する人が多く、脱党に応じる人も少なくありませんでした。しかし時々上海などのような、他の地域からの返信もありましたが、「上海地域は邪悪が多く、その地域の人は済度し難い」という観念があったため、なかなか地元以外真相を伝えることはしませんでした。しかし、新しい局面を切り開き、上海に送信し続けてみると、かなり良い効果がありました。絶対脱党しないだろうと思われた人でも、脱党するケースが多くありました。

 実践を通して、人が救われるかどうかは外見からでは分からないと強く感じました。警官であってもスパイであっても、外見で判断してはいけません。いかなる観念も妨害になります。その人がどんな仕事に従事していても、まず一つの生命として極力救わねばなりません。たとえ、見た目が悪そうな人であっても、ショートメッセージを送ってその人の悪い一面を取り除き、善の心を喚起すればよいのです。もちろん救われない人もいますが、それは極めて少ないケースです。私がこれまでに接してきた圧倒的大多数の人は、態度が変わりました。中には180度変わった人もいて、最後にはとても喜んで脱党しました。中には脱党しない人もいますが、しかしこれから先、救い済度されるための基礎作りはできました。

 一部の人脱党した後、私が雄弁だといって褒めてくれました。「どうして私あなたの話に心を動かされてしまうのでしょうか?」と言う人もいました(実は私は喋るのは得意ではないのです)。それは大法の知恵です。慈悲の力によるものです。

 携帯電話で真相を伝える過程で、うまくいかない時もありました。数百に上るショートメッセージを送ったのに、たった数十の返信しかなく、しかも返信してきた大半の人無頓着な様子でした。脱退したくない人の中に、中国共産党による法輪功への憎しみの宣伝を信じ込んでいる人がおり、彼らは最も済度するのが難しい人々です。また、完全に中国共産党に洗脳された人や、宗教界の人などもいました。これらの人に対しては、時間をかけて真相を伝えることが必要です。以前、ある上海在住の中年男性が電話をかけてきて、20分以上大法の真相を説明しましたが、この男性は「あなたにもう数分間あげます。もしその間に、私を説得できれば脱党します」と言いました。しかし、私はできませんでした。この男性は脱退したいのではないかと思います。多くの人は脱退したくても、彼らと多くの時間をかけて交流することができません。もし、もっと直接電話をかけて真相を伝えることができれば、もっと多くの衆生が救われると思います。

 修煉の過程

 師父はすでに私たちのために歩むべき道を敷いてくださったので、後は私たちが実際実践するだけです。まさに神韻のチケット販売のように、よくできなければ、それは主に私たちの人心の妨害によります。師父は数年前から、すでに邪悪が少なくなったとお話になりました。そのため、部分的な地区で邪悪がはびこっている場合は、主に私たち自身の問題ではないでしょうか? まさに私以前、修煉に対して厳粛さが足りず、表面上三つのことをしていましたが、学法煉功発正念しても心は静かではありませんでした。執着心が多く、自分を守る心が衆生を救う心より大きいということも、邪悪が存在し続ける原因の一つではないでしょうか?

 実践を通して私は悟ったのですが、携帯電話で真相を伝える過程は、すなわち修煉の過程なのです。電話に出た最初の時期は、極力「共産党」などの敏感な語を使わないように、また録音されたら困るとも思っていました。しかしやっていくうちに、自分ですら正々堂々と行えないのに、どうして衆生を救うことができるのかと気づきました。自我を放下し、衆生を救い済度するために一心になると、電話に出ることも平然として、話し方も落ち着いてきました。雑念がなく、心の中で衆生済度のことしか思わなければ、他の空間では口から鋭い剣や蓮の花を放っているのではないかと思います。正念の場が相手に伝わ、効果が良くなります。

 今の私はどんな電話であろうと、かかってきた電話にはすべて出ます。毎日、喜びの気持ちがいっぱいで衆生を救い済度しています。かかってくる電話に出ると、事前にショートメッセージを送っているので伝えたい内容は相手もある程度理解しており、直接本題に入れます。2分間もあれば脱退することが多いのです。特に私のように話すのが得意でない人には適しています。絶え間なを修め、ますます自分の恐怖心や物質が減少し、三つのことを実践する中で心性が絶えず向上しているのを感じます。

 海外の大法弟子が電話で毎日数十人を脱退させていること比べれば、私のしていることはまだまだ足りません。大法の要求とはあまりにも程遠いのです。しかし、私の体験談を通して、まだ真相を伝えられない同修に対して、少しでも啓発することができればと思います。自信を持って、自分に適した法を実証する道を歩んで行きます。

 師父が法を正すことを手伝うことは、私たちがこの世に来た大願であり、私はすべての真に修める大法弟子と共に精進し、できるだけ多くの衆生を救い、「法を正す時期の大法弟子」の偉大な称号に恥じないようにやり遂げます。

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/14/248941.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/23/129657.html)     更新日:2012年3月2日
 
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