広東省:法輪功修煉者 不当な裁判に直面
【明慧日本2012年3月1日】広東省汕頭(せんとう)市金平(きんへい)区裁判所は2012年2月15日、法輪功修煉者・許道明さん(60代)に対して裁判を行った。
汕頭市浮西コミュニティに在住の許さんは、長年にわたって法輪功を修煉してきた心優しい人である。北京と広州から来た2人の弁護士は、中国の法律に基づき、許さんのために無罪を求めて弁護をし、「法輪功は一つの信仰であり、とても良いものである」と主張した。
法廷では傍聴者として、許さんの2人の親戚しか入ることが出来なかった。そして、その2人の傍聴者以外は、すべて警察関係者だった。
2011年8月11日午前10時頃、汕頭市610弁公室、国保(国家安全保衛)大隊、金平区610弁公室などの警官約50人が、許さんの店に押し入り、不当に家宅捜査を行い、法輪功に関する資料やDVDを没収した。2011年8月12日、汕頭市公安局は許さんを拘禁し、検察庁は9月16日に許さんの逮捕許可を下した。2012年1月2日、汕頭市金平区裁判所は許さんに対して裁判を行った。しかし、公訴人の証拠不足により、わずか30分で休廷したという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/25/253488.html)
更新日:2012年3月2日