【明慧日本2012年3月1日】河北省張家口(ちょうかこう)市に在住の法輪功修煉者・劉建軍さん(50歳男性)は、自宅で王鳳義さん、高玉琴さん、楊桂琴さんなど5人の修煉者とともに2012年2月17日、令状の提示もなく、花園街派出所の警官に不当に身柄を拘束された。また劉さんの家にあった法輪功の関連書籍、プリンター、ノートパソコン、4万元の現金、一部の家財なども不当に押収された。
2月18日午後、劉さんの家族は橋東区花園街派出所へ行き、劉さんの状況を尋ねようとしたが、守衛に門前払いされた。
20日午後、劉さんが十三里刑務所で断食を行い、迫害に抗議していると知らされた家族は、劉さんが人権を蹂躙され、生命の危機に晒されているのではないかと非常に心配し、中共(中国共産党)当局に殺害されるのではないかと案じている。一方、高さんと楊さんは橋東洗脳班へ移送された。
劉さんは何度も上京して法輪功の潔白を訴えたという理由で、当局から繰り返し迫害を受けた。
2000年夏頃、劉さんは花園街派出所の警官に不当に身柄を拘束されて、保定市高陽労働教養所に連行され、懲役3年の実刑判決を宣告された。劉さんは施設内で「転向」を目的に、柱に縛られたまま強烈な日差しに晒された。劉さんの妻は、様々な迫害を受けて苦痛の限界に達し、やむを得ず離婚届けを提出した。
高陽労働教養所から出所した劉さんは、家族が崩壊するという苦痛の中で、さらに苦しい生活を強いられた。このような状況にもかかわらず、劉さんは依然として地元警察や役人から嫌がらせを受け、苦しめられた。圧力のもとで重度のプレッシャーを感じながらも、劉さんは「真・善・忍」の理念を固く信じ、人々に法輪功の素晴らしさ、法輪功が中共に迫害されている真相を伝え続けている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)