山東省:法輪功修煉者 不当に拘束され収容所へ
【明慧日本2012年3月5日】山東省に在住の法輪功修煉者・李朝辰さん、王勝華さんは2012年2月2日に、山東省慶雲市に出張して上司と食事をしていた時、現地の警察に不当に身柄を拘束され、山東慶雲留置場に拘禁された。
2月7日、李さんと王さんの家族は、警察に2人の釈放を求めた。すると警官は「そんな人はいない。名前のわからない2人はいるが」などと言った。家族がその2人との面会を要求すると、警官らはそれを拒否し、さらに強引に家族の写真を撮影した。写真を撮られた後も、家族は李さんと王さんに会うことはできなかった。
午後、家族は再び警察を訪れ、警官に「2人は留置場に拘禁されていますが、何の罪ですか?」と聞いた。警官は「法輪功の集会」などと答えた。また、家族は拘禁の証明書の提示を求めたが、拒否された。
2月15日、家族は再び警察を訪れたが、強引に追い払われた。その際、1人は暴力を受けて軽い怪我を負い、1人の高齢者は突き倒されて転倒した。
2月20日、家族に知らされないまま、李さんと王さんは1年9カ月間の労働教養を言い渡された。
2月21日、家族は再び警察を訪れたが、担当者は様々な口実をつけて面会を認めなかった。家族はさらに、2階にいた局長に会おうとしたが、当番の警官に止められた。その後、家族は1階に降りてきた局長と会うことができ、局長は李さんの状況を説明した。しかし、家族が面会を要求すると、局長は拒否した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/28/253608.html)
更新日:2012年3月6日