【明慧日本2012年3月5日】体育教師の斉淑英さんと外資企業マネージャーの劉永旺さん夫婦は、2001年9月15日、上海市の借家で2歳の宇新ちゃんを一人で残したまま、地元警察に身柄を不当に拘束された。派出所で斉さん夫婦は、子供への扶養費などと口実をつけられて数千元を恐喝された。10月7日夜8時頃、地元警察は斉さんの家に押し入り、不当な家宅捜索を行った。2歳の子供は一人残され、母親は洗脳班へ送られた。12月、斉さん夫婦は、労働教養3年を科せられた。その後、宇新ちゃんは宇新ちゃんの祖父と祖母と3人で暮らすことになった。
2006年、劉さんは懲役8年を宣告され、冀東刑務所に監禁
2008年8月4日、地元警察が斉さんを再び不当に連行したため、9歳になった宇新ちゃんは再び母を失った。そのため、年配の祖父は宇新ちゃんを連れ、司法機関と警察の間に繰り返し往復し、斉さんの釈放を求めた。8月20日、その日釈放されるはずだった斉さんは、迎えにきた父と子供の目の前で、610弁公室の警官らによって車の中に引きずり込まれて連行され、小白楼洗脳班に拘禁された。
2012年2月25日午前6時頃、斉さんは地元警察によって不当な家宅捜索を受け、ノートパソコンやプリンタなどの電化製品を没収され、13歳の宇新ちゃんとともに、自宅から連行された。親子は身柄を拘束され、娘の宇新ちゃんはしばらくして釈放された。
宇新ちゃんは1999年7.20以降、法輪功への弾圧が始まってから、両親が当局から嫌がらせ・不当連行・拘禁・脅迫などの迫害を受け続けたため、生まれてから12年間、親と離れ離れの時間のほうが一緒にいた時間よりも長かった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)