【明慧ネット2012年3月6日】恒例の明慧ネット大陸法会をお迎えすることができて大変嬉しく思います。一年来の修煉の経過を文章にまとめて、師父にご報告しながら同修の皆さんと意見を交わし、大法弟子の全体に溶け込めるよう全体の向上を図りたいと思います。
一、内に向けて探す 魔難は向上のための階段です
私は青年の大法弟子です。かつて両親は大法を修煉していましたが、共産党の劣悪な嘘に騙されて精神的に大きな打撃を受けました。悪勢力に圧倒される中、両親はついに恐怖心に負けてしまい、自らの意志で修煉を中断しました。更に両親は私も修煉をやめるようにと言い、私の修煉に反対していました。そういうわけで、私の家庭環境は長い間ずっと厳しい状況にありました。
私は暫くの間、常人のように流されるままに生きていました。内心では正々堂々と大法の修煉ができたらと切に望んでいました。両親は家庭を持つようになれば修煉を諦めるのではないかと考え、結婚するよう私に圧力をかけていました。まだもろもろの情欲が完全に取り除かれていなかった為、両親への申し訳ない気持ちを感じ、私は常に大きなプレッシャーを感じていました。しかし常人と結婚すれば、今後の修煉の道が更に険しくなるに違いないと、心の中ではよく分かっていました。
師父は私を見捨てませんでした。私が大法に次第に溶け込み始めた頃、同世代の同修Aと出会えました。彼は結婚したいと私に申し入れました。同修Aの考え方は私と違っており、それぞれの人生経歴もちぐはぐでした。当初、私は受け入れることが出来ませんでした。それに一人の修煉者として、このような婚姻関係を持つべきかどうかの迷いもありました。その後、私と同修Aは一緒に大法の仕事をこなす内に、協力し合う大切さを実感しました。同修Aも迫害を受けて以来、家族に理解されずいつも大きなプレッシャーを受けていることを知りました。同修Aと何度も長時間の会話を経て、よりよく「三つの事」を行えるよう家庭を築くことに決めました。周りの親戚と友人達から大法への理解を得る為に、より効果的に協力し合いながら真相を伝える為に、より多くの衆生を救う為に、形式上は結婚して家庭を持つようにしますが、実質的には同修の関係を保つと同意しました。
その決意は全て、大法と自分への責任感による純粋なものでした。その後の新居購入などの結婚準備は順調でした。しかし、そこで一つの問題に立ち向かいました。両親が長い間修煉に反対しているせいで、まだ真相を伝えられていない大勢の親戚と友人が結婚式に出席してくれることとなっていました。とても貴重な真相を伝える機会なので、結婚式の場を借りて心から福音を全ての来客に届けたいと思っていました。この思いについて、同修Aに相談してみましたら、同修Aはたくさんの同修を招いて各テーブルに席を設置し、宴会中に真相を伝えると同時に、他の同修に神韻公演のDVDを配布してもらうように手配しました。大変な名案だと嬉しく思う一方、反対している両親に見つかり、その場で発覚したらメンツが潰れてしまうとか、周りの同僚と友人達からどう思われるかとか、神韻DVDの配布を結婚披露宴という公の場で行うのでその安全性についてとか、執着心が働いて気持ちが動揺していました。
「人を救うという大きなことなので、行なうべきことをし、心を落ち着かせ、気に障ること、気に入らないことにぶつかったり、聞いたりしても気にせず、正々堂々と行なうべきことを行なえば良いのです。」(「大紀元会議での説法」)に師父のお話がありました。ここで心性を向上させないといけないと、改めて気づかされました。私は常人の心を放下して、師父が要求されていることを基準に結婚式の準備を進めました。結婚式当日、たくさんの同修が各テーブルに着席して真相を伝え始めました。それと同時に、他の同修達に協力してもらって神韻DVDを配布してもらいました。その日の内にたくさんの人が「三退」してくれました。
ところが、まだきちんと修煉できていないところが残っていた為、案の定魔難を招いてしまいました。同修が神韻DVDを結婚祝いの封筒に入れて渡していましたが、それは「無断に神韻DVDジャケットを変更してはならない」という明慧の規定に違反していました。両親が結婚式の進行中に神韻DVDを配っていたことを知り、カンカンに怒り出しました。父は通報すると言った上、DVDを受け取ったお客さん全員を監置カメラで調べて洗い出すと言いふらしました。はっきり説明してもらわなければ許せないと言い残して、その場を去っていきました。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/2/1/131090.html) 更新日:2012年3月8日