明慧法会|大法が私を変えた(二)
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明慧日本2012312日】

 「内に向けて探す」ことは魔法の宝物

 私は長年にわたって党文化に洗脳され、身に付いた習性により、家族に反対意見を言われるとすぐに言い訳をして反発していました。同修の夫との間にトラブルが起きると、いつも相手に非があると非難し反省させていました。自分への意見に対しては全く聞く耳を持たず、摩擦が絶えませんでした。

 私は再び『ロサンゼルス市法会での説法』を読んでみました。「マッチのように、こするとすぐに火がついてしまい、地雷のように、踏まれるとすぐに爆発してしまう人がいます。指摘されてはならず、言われると、承知しません。どんな意見も聞き入れられず、善意の、悪意の、意図的、または無意識的な指摘に対して、すべて受け入れられません。内に向けて探すことはなおさらしません。かなり深刻になっています」「誰に言われても受け入れられるようにならなければなりません。心当たりがあれば改め、なければ気をつければよいのです。指摘と批判を前に、心が動じないようにすることができれば、あなたはすなわち、向上しています」この段落を読んでいると、まるで自分のことを言われているようで、本当に顔から火が出るように恥ずかしく思いました。私は「この悪い習性はもう改めよう。これからは全ての問題において内に向けて探そう」と堅く決意しました。それからは夫がどんなに怒っていても、責め、批判しないようにしているうちに、良い方向に転換し、事態がうまく解決できるようになりました。

 2008年の秋、りんごの収穫時期でした。家で使っていた炊飯用の鍋が水漏れしているのに気づきました。しかたなく50元で新しい鍋を購入しました。ところが数日後、また新しい鍋も漏れ出し、位置的にも同じ場所でした。こんなに二度も穴が開くはずがないと夫に相談したところ、夫「職人さんにどういうことなのか聞いてみよう。もしかすると、交換してもらえるかもしれない」と言い、翌日、夫は職人さんの所へ行きました。帰宅後夫から、「今までそのようなことは一度もなかった」という職人さんの返事を聞いて、私は「修煉者の周囲に起きていることは全て決して偶然ではない」とふっと師父の説法を思い出しました。「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と暗唱しながら、私は内に向けて自分の漏れを探しました。そうすると本当に大きな漏れが一つ見つかりました。りんごを収穫した時、近所のりんごが家のりんごより大きいのを見て、夫の管理方法が下手だと責めたり、批判したりしていました。時に隣の大きいりんごを睨んだのは嫉妬心、利益の心による妨害だと全く気づきませんでした。しかし、それが原因だと悟ることができました。そうすると、いつの間にか鍋が自然によくなっていました。また私は「内に向けて探す」ことの奥深さを痛感しました。

 師父と法を信じ利益の心を淡白にする

 師父は私達に名、利、情の心を放下するように厳しく要求されました。私は師父のおっしゃったように、その心を取り除こうと決心しました。ある時、お祭りに向かう途中でした。数枚のお札が丸められて落ちているのを見かけました。私は以前と違って動じませんでした。師父の説かれた「失と得」の法理が分かっていたからです。また、私はすでに4年間も払い続けてきた保険を解約しました。金銭面ではちょっと損をしましたが、内心ではホッとしました。心の中に法があるからです。偉大なる師父のご加護に比べれば、常人の保険なんて何でもありません。

 師父の『洪吟実修に「法を学びて法を得る 比して学び比して修す 事々対照し 做すところ到るは是れ修なり」とあります。微力ながら衆生を救うために真相を伝えてきましたが、精進している同修と比べれば差がとても大きいと実感しています。師父の要求に達するには遥かに遠く及びません。まだまだたくさんの常人の執着が取り除かれていません。残り少ない時間の中で「三つのこと」が常人の観念に妨害され、しっかり行うことができません。特に忍耐力が弱く、未だに両足を組む結跏趺坐ができません。師父に合わせる顔がなく、大法弟子の称号に申し訳なく思っています。

 今後の修煉の道がどんなに遠くても、私は「法を以って師と成す」、努力して参ります。しっかり自分を修め、絶えず昇華していきます。さらに多くの衆生を救うために「三つのこと」をしっかり行い、もっと多くの衆生を救い済度します。

 (完)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/5/249561.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/31/130421.html)     更新日:2012年3月13日
 
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