文/黒竜江省の大法弟子 安琪
【明慧日本2012年3月13日】尊敬なる師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。
またたく間に第8回明慧ネット法会がやってきまして、ここ1年以来、明慧ネットのリポーターになる中で体得したことを師父と同修の皆さんに報告したいと思います。
一、自分が適する大法プロジェクトを見つけよう
私は不法に4年も拘禁されていました。2010年1月に釈放されて、5月に大学時代を過ごした都市に来ました。この都市には多くの同修がいて、大法のプロジェクトも多いです。早く皆さんの中に溶け込んで大法のプロジェクトに参与したかったのですが、皆とても忙しいようで、私を助けてくれる余裕のある人はいませんでした。私は、まだ自分の機縁が来ていないのでは、と思ったりもしました。
私はある年配の同修の家に住んでいます。まだ少し貯金があったため、私はすぐに仕事を探さずに、心を静めて着実に学法と煉功をしました。毎朝、私とその年配の同修は一緒に起床して、全世界統一の、早朝の時間に煉功します。その後、一緒に『転法輪』を読んでから食事をします。夕方に地元の集団学法チームに行って法を学んで、他の時間も私はできるだけ学法に費やします。自分が適する大法プロジェクトを按排してくださるようにと、よく心の中で師父に助けを求めました。
ある日、この年配の同修は「自分が受けた迫害の経緯を何度か書いたのですが、協調人に書き方が下手だと言われて、まだ明慧ネットに投稿されていません」と私に教えてくれました。そこで私は、彼の原稿を整理して投稿すると、明慧ネットに発表されました。それから、だんだん多くの同修が私に原稿の整理をお願いしてくるようになりました。今まで原稿を書いて訂正してくれる人がいなかったため、自分が受けた迫害の経緯を暴き出すこともできなかった、と言ってくれる同修も多くいました。
そのため、師父が与えてくださった能力と、大法がくださった知恵を駆使して、同修たちが受けた迫害を暴きだすという偉大な使命と責任を引き受けようと、私は一念を固めました。
二、原稿を書く中で、文章能力を高める
同修の受けた迫害の経緯を整理する時、私の頭に具体的な構想と大筋が何もない時は多々あります。大学では理系を専攻した私は、この時に師父の教えを思い出しました。師父は『大ニューヨーク地区法会での説法』で「実は多くのことをする時、落ち着いて穏やかに説明し、理性的に対処していれば、智慧が泉のように湧いてくると感じられるのです。しかも、言っていることは全て的を得ており、真理なのです」と説かれました。たちまち、師父と大法がおられて、どんな難関でも乗り越えられる、と私の自信は倍増しました。
私はこう考えています。一つの優秀な迫害暴露文章は、大法弟子に対する迫害を暴き出して他の空間の邪悪を解体させられるだけでなく、悪人を震え上がらせて、迫害行為を直ちに制止させることもできます。さらに、中国共産党に騙されている衆生までも救えたらなお更良いです。
迫害を暴露する文章は衆生に読んでもらうもので、大法弟子同士の交流のために書くわけではないです。ですから、常人の角度から常人が受け入れられるような理念のもとで文章を書くべきで、常人に法輪大法のすばらしさと迫害の残酷さを分かってもらわなければなりません。それで、私は原稿を整理する時、常人が受け入れやすいように、言葉遣いと話し方などの面で工夫をしました。
『スイス法会での説法』で師父は「更に高い次元まで到達すれば、あなたの思想がますます清らかになり、あなたの考えから現れてきたもの、口にした話が非常にきれいになります。きれいであればあるほど、単一であればあるほど、宇宙の理に適うようになります。話したことも直ちに人の心まで届き、人の思想の深いところ、その生命の更なるミクロなところまで届くのです。なんと強い力なのでしょう?!」と説かれました。なので毎回原稿を書く時に、私は発正念して自分を洗浄して、最も清浄な状態で原稿を書いていました。
同修が精神と肉体の面で被った二重の苦難を私に話し、私は適切な表現を探して同修の話した内容を再現したら、同修は「そうだそうだ、当時はこの情況だった、あなたが見つけた表現はぴったりだ」と感動してくれる事もよくあります。
私は刑務所で2年ほど断食による抗議をして、多くの残虐な拷問を受けたのですが、一度も師父と大法を裏切ったことがありません。自分自身がそのような体験を持つため、迫害を受ける中での心身両面の苦痛をより理解できます。ですから、悲惨な迫害を記録する時、私はただ美辞麗句を並べるのでなく、自分が真に感じたことを書き出して、読者に飾りのない真実な体験を伝えるのです。そのようにすべての語句の背後の力が大きくなって、しかも私自身のメッセージも含まれています。
三、他の空間からの妨害を解体する
同修Aさんは、ある迫害致死の実例を急いで私に書かせました。私が資料の収集をしている真っ最中に、Aさんはまた「この文章を普段よりもっとよく書いてください、と同修Bさんに頼まれた」と言ってきました。Aさんの言葉は頭上にかけられた冷たい水のように、私の情熱とやる気を消しました。文章を書くのを始めたばかりで、自分は既にとても努力しており、ましてや私は文学専門ではないのでこれぐらいのレベルしかない、などなどと思って、少し消極的になってその原稿を書きたくなくなりました。目の前に大きな山が立ちふさがっているように、私は心の中でとても重苦しく感じました。
その時、師父が『大ニューヨーク地区法会での説法』で説いた法を思い出しました。「修煉だから、困難に圧倒されないでください。どんなことがあっても、いくら難しくても、師父があなたに与えた道をあなたはきっと歩んでくることができます。(拍手) 心性さえ向上すれば、乗り越えることができます」自分の正念が強くなったと感じて、きっと師父は自分を助けてくださると思いました。
すぐさま、私は明慧ネットで迫害致死の実例を検索して参考にしようとしました。その時、偶然に事件報道の原稿をいかに上手に書くかに関する交流文章を多く見つけました。コンピュータの前で私は両手を合掌して、感動の涙を流して、師父の助けにお礼を言いました。その晩、私は徹夜で交流文を読んで、またずっと涙を流していました。師父の強大な慈悲を感じました。「より良く大法を実証して、同時に明慧に携わる同修の負担を軽減させるために、師父よ、今後私は自分の文章力を絶対高めていきます!」と私は心の中で誓いました。
その迫害致死の実例を書いていた期間は、他の空間からの妨害も巨大なものでした。顔色が青白くて体は虚弱になった私を見て、Aさんはとても心配しました。「このところ毎晩、私は寝るとすぐうなされて、寝られずに徹夜して『普度』、『済世』の音楽を聞いていた」と言ったら、Aさんもこの案件を調べて証拠を集めていた時、健康の面で大きな妨害を受けたことを話してくれました。
交流を通じて、二人ともこの案件が果たす、邪悪を震え上がらせる役割をさらに認識できました。それで他の空間からの妨害を解体するために、私達は一緒に発正念をしました。その文章を完成した後、続々と私はまた何篇もそれと関連する文章を書きました。自分は困難を乗り越えることができ、妨害の要素もますます小さくなったと感じました。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子修煉体得交流会)