天津市:農民が長期間にわたって拷問され危篤
【明慧日本2012年3月13日】天津市寧河県に在住する農民の法輪功修煉者・董広東さん(45歳男性)は2005年3月31日夜、悪らつな警官に自宅から連れ去られた。その後、寧河県裁判所は、犯罪の事実もなく董さんに懲役7年6カ月の禁錮刑を言い渡した。
董さんは天津市の西青区梨園頭刑務所で獄中生活を強いられた。そこで収容されていた間、暴行を伴い、睡眠をはく奪され、10時間以上もの辛い労働を強要されたうえ、思想改造のため強制的に悪質な洗脳を受け苦しめられた。転向を拒否した場合、独房で監禁され、一坪もない場所で食事や排泄などもそのままさせられた。
2008年6月30日、董さんは中国のオリンピック開催を理由に迫害を強化されたため、天津市港北刑務所の五監区に送り込まれた。それ以来、壮絶な拷問を受ける日々となり、心も体もボロボロとなっていた。
現在、董さんは体に異変が起こり、視力が極度に弱まり、足にけがを負って歩きにくくなり、口内炎がひどくなり、歯が抜け落ちた。また、嘔吐が頻繁になり、喉に食べ物が通らなくなり、体重も激減した。まさに命の危機に晒される危篤状態に陥った。
天津市港北刑務所は、法輪功修煉者を拘禁し残酷に迫害することで知られている。現在までに、すでに朱文華さん、李希望さんが殺害され、任東升さんが精神に異常をきたすまで迫害され、周向陽さんが死の寸前となる状態に至った。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/11/254108.html)
更新日:2012年3月14日