【明慧日本2012年3月20日】牡丹江市に住んでいた法輪功修煉者・陳金鳳さん(61歳女性)は、法輪功を修煉しているという理由で、職場を無断で解雇され、給料の支払いも差し止められ、裁判で不当判決を宣告されるなど、多くの理不尽な迫害を受けてきた。2012年初め、陳さんは再び秘密裏に身柄を拘束された。
陳さんは2000年10月に北京の天安門付近で不当に拘束され、2002年10月10日までの2年間、労働教養を強いられた。2003年4月29日、牡丹江軍分区において陳さんは法輪功の真相を伝える資料を配布していた際に拘束され、留置場で連続5日間、殴る蹴るの暴行を受けた。その後陳さんは、数回にわたる強制的なからしの灌食や、繰り返しの暴力などの拷問も受けた。
陳さんは1年以上留置場に拘禁され、その間、裸にされたまま詳細不明な塗り薬を全身に塗られる、手足に枷をかけられる、大小便を禁止されるなどの拷問を受け続けた。2004年9月4日、陳さんはハルビン女子刑務所へ移送された。2006年10月頃、陳さんは刑務所内で煉功したという理由でベッドに長時間縛り付けられた。それ以降、陳さんは心臓に異常が現れ、自力で生活することができなくなった。
2009年4月30日、すでに釈放されていた陳さんは、牡丹江北山体育場の近くで人々に法輪功の真相を伝えていた。その際、陳さんは通報され、牡丹江留置場に収容された。施設内で陳さんは、不当な判決書への署名や囚人服の着用を拒否したという理由で、体を固定され、頭や胸を狙って殴られたり、針で手を刺されたりした。8月末、陳さんは懲役6年の不当判決を宣告され、10月9日にハルビン女子刑務所へ移送された。
2011年末、陳さんは刑期が終わり帰宅したが、2012年初めに再び拘束され牡丹江留置場に拘禁された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)