【明慧日本2012年3月26日】吉林刑務所は長い間、不当に重刑判決を宣告された法輪功修煉者を多く拘禁している。信頼できる情報筋によると、2012年1月現在、吉林刑務所には約70人の法輪功修煉者が拘禁されているという。
吉林刑務所の中の第8監区は教育大隊と呼ばれているが、実際の第8監区は法輪功修煉者に対して、強制的な洗脳を行う場所であり、刑務所の中の刑務所と言われている。
第8監区には長い間40人の法輪功修煉者が拘禁されており、今年の2月下旬から、吉林刑務所側は6人の障害を持った法輪功修煉者を除いて、各監区に拘禁されている法輪功修煉者20人を第8監区に移送した。現在、第8監区では60人以上の法輪功修煉者に対して悪質な洗脳が行われている。
数年来、吉林刑務所の第8監区は、法輪功修煉者に対して4段階に分けて悪質な洗脳を行っている。送られてきた法輪功修煉者に対して、最初はスタンガンで電気ショックを加え、法輪功の修煉を放棄する旨の書面「三書」を書くように強要する。次に「三書」を書かない法輪功修煉者に対しては、小さなレンガの上に長い間立たせるか、あるいは小さな椅子に座らせる拷問を加える。その後、受刑者を使って様々な手段で法輪功修煉者を苦しめる。それから、邪悟者を利用して長時間交代で法輪功修煉者に対して強制的な洗脳を行う。第8監区では外部から閉鎖された環境で修煉者に圧力を加え、多種の拷問で苦しめられた法輪功修煉者の中には、危篤状態に陥った人が少なくないという。
吉林刑務所での迫害により、刑務所内で死亡した法輪功修煉者または刑務所から出てまもなく死亡した法輪功修煉者は、合計して少なくとも20人にも上っている。さらに身体に障害を負ったり、精神異常になった法輪功修煉者はさらに多いという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)