【明慧日本2012年3月28日】上海市に在住の法輪功修煉者・黄迺維さん(63歳女性)は、1994年に法輪功の修煉を始めて以来、「真・善・忍」の原則に従って修煉するにつれ、各種の持病も回復した。また周りの誰もが黄さんは良い人だと認めるようになった。
2001年1月、黄さんは法輪功の真相資料を配布したという理由で、労働教養2年を宣告された。上海女子労働教養所に拘禁された黄さんは、悪質な洗脳や辛い強制労働に従事させられた。拘禁中の黄さんは、病気で苦しんでいた母親(80代)の傍にいてあげることができず、結局、母親は帰らぬ人となってしまい、出棺の前夜にだけ会うことが許された。
2007年初め、現地の610弁公室の役人らは、黄さんの家の不当捜索を何度も行った。同年3月19日、黄さんは自宅で不当連行され、派出所で連続9時間も不当な尋問を強いられた。それ以降、黄さんは労働教養1年を宣告され、上海女子労働教養所に拘禁された。施設で黄さんは24時間監視され、減刑を望んでいる受刑者から長時間小さな椅子に座らされる拷問などの迫害を加えられた。その間、黄さんは臀部の肉がただれるまで椅子に座らされた。黄さんはパンツを一枚増やして痛みを軽減しようとしたが発覚し、ひどく殴られたうえにパンツを強制的に脱がされた。
拷問の実演:長時間小さな椅子に座らせる
2009年6月18日、黄さんは再び法輪功の真相を伝えたため、不当に盧湾(ろわん)留置場まで連行された。黄さんは囚人服の着用を拒否したという理由で、面会禁止令を出されたうえに、労働教養1年3カ月を宣告された。
2010年9月16日、黄さんは刑期満了日になったが、盧湾区610弁公室は上海万博開催を口実に、黄さんを釈放せずに洗脳班へ送り込み、迫害を継続した。その後、黄さんは他の洗脳班に不当拘禁された。
2012年3月14日午後、黄さんは人々に法輪功が迫害されている状況を伝えたという理由で、警官に不当連行され、黄浦(こうほ)留置場に拘禁された。
13年来、黄さんは上記のように様々な迫害を受けて苦しめられており、合計して4年もの獄中生活を強いられた。その間、黄さんは母親を亡くし、夫からは一方的に離婚され、未成年の子供は家で母親の帰りを待ち望んでいる。