明慧法会|「法を実証する」が第一念になる(四)
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文/大陸の大法弟子 一蓮

 【明慧日本2012328日】

 2.多くのチャンスを見つけ急いで衆生を救う

 正法の進展が加速するにつれ、大法弟子全体は真相を伝え、至る所ですばらしい発展を見せました。ある人により早く「三退」をしてもらえるように、しっかりとした基盤を作り上げました。許される限りより多く、より深く真相を伝えてきたいのですが、ほとんどの場合はそんな時間的な余裕がありませんでした。それでも諦めずに出来るだけのことを伝えていきました。居合わせた人、用事があって訪ねて来た人、とにかく人と出会ったら第一念は「縁がある人で救うべきだ」と単刀直入に本題を切り出し、許される範囲内で真相を伝えました。

 相手がどんな職業かは関係なく、私の前に現れたらタイミングを見計らってすぐに「三退をしましたか? 三退はどんな事か知っていますか?」と聞きました。また、その時の状況に応じて具体的に詳しく真相を伝えると、通常は問題解決までそれほど時間がかかりませんでした。たまにはお客との商談に集中してしまい、帰った後に真相を伝えそびれた事に気づいて悔しく思い、自分の油断を反省し、必ず次に真相を伝える機会を作りました。私は精進している同修を見習い、営業、友人の食事会、グループのピクニック、冠婚葬祭、同僚のお見舞い、買い物など、全てが人を救うチャンスだと思い、縁がある人にすぐに渡せるように真相資料とDVDを持ち歩きながら「三退」を勧めました。久しく会っていない上司や同僚を食事に誘ったり、手土産を持って訪問したり、出張のついでに現地の親戚と友人を訪ねたりして、真相を明かしながら「三退」を勧めました。このようなやり方は、それぞれ顕著な効果が得られました。

 3.執着心を取り除きより多くの衆生を救う

 多くの精進している同修と比べると、人を救うことにおいて、まだ差が大きかったのです。だらだらして日々のやるべきことを遅らせる事が多々ありました。ある日の午後3時過ぎ、雨が降り出しそうな空模様でした。私は傘を持って近くの工場まで行き1人の倉庫警備員と会いました。縁がある人だと信じて話しかけてみました。彼はかつて国営企業の幹部で、たくさんの疑問を抱えながらも真相に対してある程度理解していました。彼は大法に賛同すると意気投合して、DVDを喜んで受け取り「三退」も快く約束してくれました。私は帰る時に何度もお礼を言われ、「全て師父のお陰ですよ」と彼に話しました。もっと多くの衆生を救うためたくさんの勇気をいただいた気がして、内心また、師父が激励してくださったと感謝の気持ちでいっぱいでした。

 より多くの衆生を救う為に現状を変えようと思い、自分の一つの思い一つの考えを正すようにしました。恐怖心、困難を恐れる心、惰性、恥ずかしさと自己を実証する心を徐々に取り除き、日常生活の中において起こる全ては人を救うチャンスだと思い、逃がさないようにしました。まず身近から実行して、友人、近隣、クラスメート、同僚、取引先、同業界のビジネス仲間及び宅急便のドライバー、面識のない人など、伝えられる人なら誰にでも伝えます。私は焦って結果を求めずに「三退」できる人に「三退」を勧めました。「三退」をしない人でも真相を分かってもらい、将来に救われる希望を残しました。数分の内に「三退」する人もいれば、5年もかかって「三退」をする人もいました。

 取引先の1人に数年前何回も「三退」を勧めてみましたが、彼はいつも「そんなことを気にしていられない、金を稼いで食べていかなければならないからね」と言っていました。しばらく連絡していなかった彼から最近になって注文の連絡がありました。私はこの突然の電話はきっと偶然ではないと思いました。もう二度とチャンスを逃がさないと内心で決めて彼と会う約束をしました。彼と会って商談の後に「人は『三退』をして自分の命を救わなければなりません。それは何より大事なことです」と丁重に話しました。話している内に彼は自分の疑問について質問してきました。「過去の伝え方では完全に伝わり切れていない部分があったのだ」とすぐに認識し、彼を救うのを遅らせたと反省しました。最終的に彼は私の真意に感動して、とうとう「三退」を約束しました。彼に「5年間もかかりましたよ。やっと分かっていただけましたね。あなたは縁がある人だからきっと助かります」と言いながらほっとしました。

 多くの同修は毎日睡眠時間少ないですが、衆生を救う活動はパワフルです。ほとんどの時間を「三つのこと」に費やしている同修の生活を見て私は大変励まされました。私は日常生活の中で多くの常人の観念と執着を取り除き、妨害を乗り越え、より多く人を救う時間を作りました。1日3回の食事を2回にまとめてとるようにして、更に多くの時間を作るようにしました。食事については、お腹がいっぱいになればよいと、食べ物をなるべく簡素化しました。睡眠時間も削りテレビほとんど観ることはなく、ほとんどの時間を「三つのこと」に使いました。

 以前と比べれば食事はより簡素化し睡眠はもっと少なくなり、毎日忙しく過ごしましたが、しかし「法輪大法の学習者は一定期間の修煉を経ると表に大きな変化が現われる」(『転法輪』「法輪大法の特色」)と、師父がおっしゃったような現象が私の体に起きました。親戚、友人、近隣の皆が「あなたは大法のお陰で健康な体を手に入れたね」と言いました。「見た目」とよく褒められました。私の伝える真相を聞きたがる人も少なくありませんでした。その内の縁がある人は「三退」をしたのです。

 (続く)

 (第八回明慧ネット中国大陸大法弟子修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/6/249448.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/1/4/130506.html)     更新日:2012年3月29日
 
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