上海市:警官「俺が言ったことは法律だ!」
■ 印刷版
 

 【明慧日本201243日】上海市に在住の法輪功修煉者・陳蕾さん(30代女性)は、上海財経大学卒業し、中国とイギリス(ACCA)の公認会計士の資格を持ち、いくつの外資系企業に勤めたことがある。家では両親と仲睦まじく、社会にとっても優れた人材である。

 19997.20以来、陳さんは当局に迫害され、何回も仕事を失った。2006120日、杭州市上城区国保大隊と小営街道派出所の警官らは、陳さんと母・周仲璧さんが住む同市のアパートに押し入り2人を連行した。その後、2人は杭州上城区法院で懲役4年の不当判決を言い渡された。杭州留置場に拘禁されていた時、陳さんに深刻な病状が表れたにもかかわらず、すぐに治療を認められなかったため危篤状態なり、眼底から大量出血した。その結果、釈放されて2年後、陳さんは完全に失明した。

 2007324日、まだ完全に失明していなかった陳さんは外出時に、宝山区国保大隊と双城派出所の警官らに家宅捜査を受け、パソコン、法輪功の関連書籍などの家財を没収された。陳さんが帰宅した時、家の外には56人の警官がいて、家の中にも67人の警官らがいた。その際、国保大隊の部長は「法律 俺が言ったことは法律だ!」など放言した。陳さんはパソコンの返却を要求したが、逆に警官から連行してやると脅迫された。5年経ったが、当時没収されたものは返却されていない。陳さんの母・周さんはその時、浙江女子刑務所に拘禁されていた。

 陳さんと家族は何回も派出所などにこの状況を報告したが無視された。

 また警官らは、しばしば陳さんを監視・尾行した。代表的な事例は以下の通り

 12008北京オリンピックの期間中、陳さんが眼科病院で治療を受けてい、陳さんの伯父のふりをした警官親戚に陳さんの居場所が尋ねた。陳さんは退院してから数カ月間、と監視され続けた

 22010上海万博の期間中、警官らは陳さんを24時間監視した。カナダから帰国した陳さん親戚を訪れた時も、背後56人の警官が付きまとっていた。タクシー乗ろうとした時、警官らは見失うことを防ぐため、なんと陳さんたちが呼んだタクシー先に乗り込んだ。

 320118月、宝山地区のたくさんの団地に監視カメラが設置された。ある友達が陳さんを訪ねた翌日、居民委員会の人その友達を訪れ、「あなたは昨日午前陳蕾の家に行ったよね」などと質問した。その友達恐れて、陳さんの家に行かなくなったという

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/25/254693.html)     更新日:2012年4月5日
 
関連文章