河北省:誠実な商売人 毒物注射の拷問受ける(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年4月13日河北省唐海県の警察である国保(国家安全保衛)大隊の隊長・李富国は今月6日、同県留置場と結託して、理由もなく法輪功修煉者・鄭祥星さんを唐山安康病院(精神病院)へ送り込み、強制的に毒物を注射した。さらに、治療を口実に家族から1万元(約12万円)を騙し取った。

鄭祥星さん

 鄭さんは、電化製品販売の小売店を経営しており、偽物や劣等品を一切扱わない、誰もが認める評判の店であり、地元の顧客に信用されていた。しかし、2012年2月25日朝6時頃、国保大隊の警官らは、まず2人の女性警官を民間人に装わせ、鄭さんの店に入り込んだ後、私服警官を含めて十数人が鄭さんの店を占めた。そして、罪を捏造して鄭さんを不当に連行し、唐海県留置場へ収容した。当時、目撃者によると、警官らは店の商品を奪い取って2台のトラックに積み、その場を立ち去ったという。

 唐山安康病院は、多数の修煉者を拘禁し、残酷な迫害を行うことで知られており、毒物を修煉者に注射する手口を使用している。以下は、情報筋に基づく迫害の真実の状況である。

拷問の実演:強制的に毒物を注射される

 梁志芹さんは、毒物注射によって骨と皮ばかりに痩せこけた。

 倪英琴さんは、脳血栓になるまで迫害され、2009年12月8日に死亡するまでの3年間、自立生活ができなかった。

 邵麗燕さんはひどい迫害を受け、心神喪失状態に陥った。

 梁淑芬さんは、繰り返し毒物を注射され、ふらふらして朦朧とした状態が続き、舌がけいれんして硬直し、精神的に不安定となった。

 李鳳珍さんは、記憶喪失になるまで迫害された。

 これらは当局が13年来、法輪功修煉者に対して毒物注射などで迫害を激化させた一例に過ぎない。

国保大隊の警官・李富国

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/9/255392.html)     更新日:2012年4月14日
 
関連文章