【明慧日本2012年4月16日】法輪功修煉者・唐麗娟さん(女性)は1997年に法輪功を習い始めた。唐さんは黒竜江省共産党学校の元副教授だったが、当局による法輪功迫害が始まってから、息子の王哲浩さんは、繰り返し労働教養を科せられ、2004年に迫害により命を奪われた。息子の死を妻のせいにした夫は、一方的に唐さんと離婚した。こうして、唐さん一家は離散に追い込まれた。
2008年4月、唐さんは、深セン市の自宅にいた時、押し入ってきた警官らによって不当に拘束され、ノードパソコンや衛星受信アンテナなどの電化製品、現金3万元(約35万円)を没収された。唐さんは八卦嶺派出所に拘禁され、その後深セン福田留置場へ移送された。その間、唐さんは上訴したが、理由もなく却下され、最後には懲役3年6カ月の不当判決を受け、2009年7月17日、広東省女子刑務所へ収容された。
上記施設は、残酷な拷問手段を取ることで知られており、以下の拷問が多用されている。
1.修煉者は受刑者により監視され、睡眠時間をはく奪する。修煉者が眠ると、ペンの先端で刺されたり殴られたり、あるいは分厚い本で殴られる。
2.不当に拘禁された修煉者が自分を犯罪者だと認めない場合、食事を許さない。その理由として刑務所側は、刑務所では罪を犯した受刑者たる者にしか食料を与えられないという屁理屈をこねている。そして、修煉者が自分を犯罪者だと認めず食事を与えられないとき、修煉者の自由意志による断食だと見なされる。
3.報告書などの書類作成を強制させられる。修煉者が拒否すると、屈伸運動を強制的に繰り返させられる。
4.8時間にわたって立たされ続ける。
5.臀部が爛れるまでプラスチック製の小さな椅子に座らされる。
6.耳を強く掴まれ、髪の毛をむしりとられる。
7.椅子や靴、ベッド、ありとあらゆる日常生活用品に法輪功を誹謗中傷する汚い言葉を書き込む。またしばしば身体検査と称して、裸にされる。
唐さんは過酷の環境において十数人の監視員に監視され、拷問されている。また夏には体を洗うことも許されなかった上、体が臭うと罵られるなど、人格を侮辱された。