上海市の法輪功修煉者 不明薬物を投与される
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 【明慧日本2012年4月17日】上海市静安区に在住の法輪功修煉者・施異さんは、中国国内における中共(中国共産党)のインターネット情報封鎖を突破するソフト(訳者注:情報統制を受けている中国本土の中国人が、現在アクセス禁止となっているウェブサイトを自由に閲覧可能にするもの)を無料で配布していた。しかし、悪意を持った隣人に通報され、それらのソフトを警察に没収された。先月29日、施さんは南京西路派出所へ行き、中国当局により法輪功が迫害されている事実を所長に伝えようとしたところ、悪らつな警官に捕まえられ、直に精神病院へ移送された。

 病院の医者は、抵抗する施さんを押さえつけ、何も見えないよう布を目に被せ、息が出ないよう鼻をつかみ、口を開けさせたまま口の中に不明薬物を強制的に投与した。施さんは薬物を吐いたが、さらに手足を縛られ、薬物を体内に注射された。

 こうして施さんは、4月13日になるまで連続16日間、薬物による迫害を加えられた。その結果、体が丈夫だった施さんは、熱が下がらず、食欲が減り、腰がだるくて痛み、睡眠障害に至り、便秘と血便になり、動悸、精神不安定、手足の震えが止まらず、ふらふらして恍惚とした状態となった。

 かつて施さんは、母も同じく法輪功修煉者のために迫害され、6年の獄中生活を強いられたことで、精神的に弱り苦境に陥っていた。しかし、法輪功によって病気が全快したものの、強制連行に遭い、拘禁されていた間の毒物による拷問で、体が非常に衰弱している。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/15/255703.html)     更新日:2012年4月18日
 
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