四川省:会計士が不当に監禁され続ける
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 【明慧日本2012年4月23日】四川省蒼溪(そうけい)県に在住の法輪功修煉者・曾玉賢さん(48)は、政府機関の商業局・会計部門の主管だったが、法輪功を学んでいるという理由で、一連の迫害を加えられ苦しめられてきた。2000年には、労働教養1年6カ月を宣告されて拘禁された。2001年に出所してまもなく、法輪功の資料を配布したことで、再び懲役5年の不当判決を宣告されて、徳陽刑務所に拘禁された。

 徳陽刑務所で、曾(そ)さんは殴る蹴るの暴行を加えられ、スタンガンによる電気ショック、過熱した鉄棒で炙られるなどの拷問を加えられた。さらに、熱湯を頭からかけられて髪の毛が大量に抜け、ペンチで歯を抜かれる等の迫害を加えられた。また、何日もトイレへ行くことを禁じられた。

拷問実演:熱湯をかけられる

 2006年1月頃、出所したばかりの曾さんは、再び不当連行され、四川省新華労働教養所に2年間拘禁された。そして、各種の拷問、過酷な労働を強いられた。

 2010年3月26日、曾さんは、610弁公室の警官らに不当に家宅捜索を受け、電化製品や家財を没収されたうえ身柄を拘束された。8月13日、蒼溪県裁判所は、曾さんに対して懲役7年の不当判決を宣告した。

 2011年、曾さんは徳陽刑務所第二監獄区に拘禁され、受刑者らから暴行を受けた。同年3月、第四監獄区の監守転向を目的に曾さんに対する迫害を強化した。

拷問の実演:暴行される

 また、受刑者・孫小林、李林は減刑を目的として、指示どおりモニターのない部屋で曾さんに暴行を加えた。また、ほかの受刑者も減刑などの誘惑に目がくらみ、監守の指示の下で良心を失い、5日間、曾さんの睡眠を剥奪した。

 現在、曾さんは阿壩刑務所に移送され、迫害され続けている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/21/255976.html)     更新日:2012年4月24日
 
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