雲南省:裁判所が弁護士に嫌がらせ・脅迫
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 【明慧日本2012年4月26日】雲南省楚雄(そゆう)州の南華県裁判所は今月11日午後、四川省米易県に在住の法輪功修煉者・羅江平さん、張継美さんの2人に対して裁判を行なった。法廷で、北京から来た弁護士が羅さんと張さんの無罪を弁護した。

 前日の10日、南華県610弁公室、政法委員会(610弁公室を直轄する共産党組織)の指示により、関係者らは羅さんと張さんの弁護士2人に嫌がらせ、脅迫をした。李裁判長と張標裁判官は直接、弁護士が泊まっているホテルに行き、弁護士2人を裁判所に連れ出した。そして、李と張の2人は案件に関係ある弁護士の資料を没収し、さらに印刷ができないように弁護士が持っているパソコンを破壊した。その後、弁護士の行動も監視したという。

 法廷には、羅さんと張さんの家族2人しか傍聴することが許されず、他の傍聴者約100人はすべで裁判所側が探して来た人だった。裁判所の関係者は法廷に入ろうとする2人の弁護士を妨害し、弁護士が持っているすべての資料を提出するようにと脅したが、弁護士は理不尽な要求に従わなかった。そのことで、開廷時間は1時間も遅らされた。

 法廷で裁判長、控訴人、書記官、裁判官などはネームプレートを出さず、弁護士が話している途中でも数回中断させた。弁護士が2人の法輪功修煉者に対して無罪を弁護をし、2人を直ちに釈放するように要求したが、裁判長は突然休廷を千元した。その後、裁判長、裁判官、警官10数人が弁護士を囲み、弁護士が持っている資料没収し、弁護士を無理やり帰らせたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/18/255840.html)     更新日:2012年4月27日
 
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