山西省:刑務所で迫害された法輪功修煉者が死亡
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 【明慧日本2012年4月27日】山西省襄汾(じょうふん)県に居住していた法輪功修煉者・盧爻穴さんは、2007年7月に懲役8年の不当判決を宣告された。2009年8月、盧さんは祁県刑務所で迫害され重病に陥った。同年12月、祁県刑務所は責任回避のため、盧さんを家に帰らせた。しかし、収容施設での迫害により、心身ともにひどく疲れ果てていた盧さんは、2010年1月9日、無念な思いを晴らすことなく死亡した。

 拘禁された後、盧さんはずっと体調が優れなかった。2009年8月3日、検査の結果により高血圧と脳梗塞を患っていることが判明した。にもかかわらず、盧さんが危篤状態に陥るまで迫害に加担した施設側は、盧さんの医療費を家族に請求し、金銭を恐喝した。その後、盧さんとの面会を禁じられていた家族はやっと盧さんと会うことができたが、足と腕の自由が利かなくなった盧さんが人に担がれてくる様子を見て、家族は迫害のひどさに衝撃を受けた。また、それ以降、面会を許されたとしても、家族はそのたびに医療費を口実に金銭を恐喝され続けた。

 それ以前にも、盧さんは太原市109病院(刑務所の病院)で脳出血と診断されたものの、看護もされず、2日間水さえ与えられなかった。そのため、家族は盧さんの病状を心配し、施設や関連部門に対して出所による治療を何度も求めたが、施設側に「死ねば、死んだでいい。他にも死んだ人はたくさんいる!」と言い返され、いずれも無視され追い払われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/20/255945.html)     更新日:2012年4月28日
 
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