広東省:女性企業家が迫害致死
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 【明慧日本2012年4月28日】広東省佛山市の女性企業家・呉白梅さん(48)は先月27日、三水市洗脳班に不当に連行された後、釈放され帰宅した。しかし、2日後の29日、呉さんは突如として亡くなった。遺体は唇が青くなっていて、手の爪、甲は紫色になって、腹部は大きく膨らんでいた。こうして、健康で善良な人がまた一人、中共に命を奪われた。

 呉さんは1997年に法輪功の修煉を始めた。呉さんは佛山市に多くの企業を持っていた。1999年7.20以降、呉さんは迫害されて路頭に迷っていた多くの法輪功修煉者を引き取って世話をしてあげ、彼らが最も困難な時期に助けた。

 2011年11月9日、呉さんは三水市洗脳班に不当に連行された。情報によると、呉さんは洗脳班で、脅迫されて当局の要求に応じたにも関わらず、釈放されなかったという。当時、呉さんの夫が妻を早く家に連れ戻したいと要求したが、呉さんが複数の省の法輪功修煉者と接触があるとして、中央管轄となり、地方では決められないとの答えだった。

 2012年3月27日、呉さんはやっと釈放され、帰宅した。しかし、顔色は青白かった。28日には胸の痛みを感じはじめた。29日、呉さんは主人と一緒にスーパーへ買い物に行ったが、突然両足の力が抜け、足を持ち上げることができなくなった。彼女は「私もうダメかもしれない」と言った後、直ちに意識を失った。呉さんは主人に付き添われて病院に送られ、緊急手当てを受けたが、再び意識を取り戻すことはなかった。

 呉さんは当日の夜9時過ぎにこの世を去った。病院では心筋梗塞による死亡と診断されたが、呉さんはずっと非常に元気であって、何か病気があると聞いたことはなかった。洗脳班で呉さんが何をされていたかについては調査中である。

 呉さんは享年48歳だった。呉さんの母親はすでに80歳を過ぎているが、元気である。年寄りが若者の死を見送るとは、悲しくて、心痛ましいことである。中共はまたもや肉親を殺害し、家庭を壊す悲劇をつくり上げた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/24/256155.html)     更新日:2012年5月6日
 
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