内モンゴル:労働教養所に拘禁された女性 拷問受ける(写真)
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 【明慧日本2012年5月2日】内モンゴル自治区・赤峰市に在住の法輪功修煉者・テキ翠霞さん(50代女性)と王風環さんは先月13日午後、農村で村人に法輪功の真相を伝えた際、元宝山派出所の警官に不当に身柄を拘束され、元宝山区平庄刑務所に拘禁された。その後、警官はテキさんの家に不法侵入して家宅捜索を行い、家財を差し押さえた。

 1999年7.20、中共(中国共産党)当局は法輪功に対して弾圧を開始した。テキさんは法輪功を学んでいるという理由で、数回にわたって不法に連行され、2回も労働教養処分を宣告された。テキさんは洗脳班・刑務所・労働教養所でさまざまな迫害を受けてきた。

 1999年10月、テキさんは法輪功に対する迫害停止を求めて、北京へ陳情に行った。しかし、テキさんは北京で警官に不当連行され、北京西城区刑務所に10数日間拘留された。刑務所でテキさんは、ひざまずく、しゃがむなどの姿勢を強いられ、硬いビニルチューブのようなもので殴られた。その後、テキさんは地元に送還され、地元の刑務所に拘禁された。テキさんは刑務所で、手と足を繋いで手錠をかけられ、横になることも座ることもできず、2カ月間、繋がれたままで苦しめられた。

 2000年6月、テキさんはバイト先で警官に不当連行され、平荘刑務所に拘禁された。ある日、同施設の警官は夜8時~夜中2時までテキさんの顔や口などに、スタンガンで電気ショックを加えた

拷問の実演:電気ショックを加える

 テキさんは4カ月間、刑務所に拘禁されたが、毎日、警官から異なる拷問を受けており、本当に言葉では言い表せないほどの苦しみを加えられた。

 2000年8月、テキさんは労働教養1年を宣告され、内モンゴル扎賚特(ジャライド)旗の図牧吉労働教養所に収容された。労働教養所でテキさんは、重労働や寒い夜に薄着と裸足でいることを強制され、手足を手錠で繋がれたり、睡眠をはく奪されるなどの迫害を受けた。

 2001年10月、テキさんはやっと刑期を終えて家に帰ったが、その20数日後、再び連行され、刑務所に拘禁された。刑務所で警官はテキさんに野蛮な灌食を行った。

酷刑演示:野蛮灌食
拷問の実演:野蛮な灌食

 2004年4月末、テキさんは地元派出所の警官に再度、不当に身柄を拘束され、労働教4年を宣告されたという。

 現在、テキさんは元宝山区平庄刑務所に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/20/255936.html)     更新日:2012年5月3日
 
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