河北省:法輪功修煉者が労働教養所で人権を蹂躙される
【明慧日本2012年5月2日】河北省邯鄲市に在住の法輪功修煉者・高增さん(31歳男性)は2011年10月、1年6ヶ月の労働教養処分の不当判決を受け、邯鄲労働教養所へ収容された。そのため、不当拘禁を受けたことで 一家の大黒柱である高さんは 、高齢で要介護の両親と、3人の幼い子供達と、皆で生活することが苦しくなり、告訴する道もなく、涙に暮れるしかない状況で苦境に陥っている。
高さんの妻は、迫害に加担した城西工業区派出所及び所長の家や公安局、県610弁公室へ何度も赴き、夫の無罪釈放を嘆願した。にもかからわず、当局はかえって高さん一家に嫌がらせや圧力を加え、さらに高さんに6カ月の刑期を不当に延長するなどして、高さんの妻へ報復した。
また家族は、2012年4月15日、収容施設にようやく到着し、拘禁されてからすでに6カ月ほど会っていなかったので高さんとの面会を期待していたが、監守は「高は政治犯と見られ、殺人犯より厄介だから、面会は一切禁止だ」と言いだし、家族を追い払った。高齢の両親と幼い子供は、高さんが電気ショックによる拷問を加えられ危篤に陥ったことにかなりのショックを受けていた上に、面会さえも禁じられたため、心配のあまり精神的にまいってしまった。
面会の権利は基本的人権とされ、中国憲法でも守られているものの、法輪功修煉者は当局の弾圧政策において基本的人権をはく奪され、蹂躙されている。上記の迫害例のように、「真・善・忍」を信奉する修煉者は殺人犯と比べられた上に、殺人犯よりも下だと見られて差別されている。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/30/256451.html)
更新日:2012年5月3日