文/河北省の大法弟子 宇新
【明慧日本2012年5月4日】
三、大志を抱きながら些細なことにも配慮し、一挙一念で法を実証する
大法弟子の修煉状態は言動にも現れてきます。きちんとこなしてこそ法を実証することができます。私達のしている事は全て未来の人に残されます。私は師父が要求されている毎日の集団学法に参加し、夜になると自分でさらに法を学び、また常に法をもって自分を正し、煉功を続けて自身の本体を変えていたので、毎日良い精神状態を保持し、大法の素晴らしさを世間に見せ、一挙一念において法を実証しました。
家庭では家事をきちんとこなし、子供の面倒をみることを怠らず、家族に気を配り、穏やかに話し、ポジティブに正しい理をもって子供を教育し、修煉者の姿を家族に示しました。麻雀やテレビなどの娯楽には興味を持たず、物事を先送りにせずテキパキこなし、子供達に負担をかけないよう出来る事は自ら進んでやりました。他人と比べず、小言も口にしないように心がけました。以前は喋ることが好きでよく冗談を言っていましたが、そのこともやはり法に沿っていませんでした。常に大法弟子であることを忘れず、余計な事を言わないようにしています。
物事に対処するときは法を基準にし、話す態度は真面目で丁重に、口調は優しく、親切で柔和に、他人の立場を考えるようにしています。身だしなみにも気を配り、常に優しい笑顔で人と接して大法弟子の風貌を表しました。真相を伝えられない時でも正念を発して「大法は素晴らしい」という念を常人に発します。そのように自分を厳格に要求しているうち、若者からは尊敬できる年長者、年配者には親しい友人だと思われるようになりました。ほとんどの人は私と話すのが好きで、一緒に居ると心地が良いと言います。ある地元の人には「本当に品が良くて感心する」とも言われました。
「大法弟子はどこにいても何をやっても良い人でなければなりません」と師父が要求されている通り、私は親戚付き合いにおいて常に善良、寛容、忍耐をもって、実家の親戚と嫁ぎ先の親戚に分け隔てなく接しています。日頃から気を配り、なるべく連絡を取るようにしました。過去の事も恨みませんでした。例えば実家の財産を分配する際、母に不満を抱いた弟の嫁が無断で私の取り分の家具などを横取りして勝手に使っていました。しかし私は怒ることなく、逆に長い間病気を患っている彼女に同情し、経済的に余裕がない彼女をしばしば見舞いに行きました。入院の際に1000元を渡し、3年間薬を服用しなければならないと聞き、月々300~500元の薬代を援助しました。弟の嫁は皆に「義姉は母親のようだ」と私の事を褒めていました。彼女に本とMP3プレーヤーをプレゼントして、法を学ぶように勧めました。また、彼女の実母は「他人にも法輪功を勧められましたが、その気になりませんでした。しかし今回はあなたに勧められたので間違いないでしょう。私も法を学びます。娘にも読み聞かせます(弟の嫁の面倒を見ているのは彼女の実母)」と言ってくれました。
姑は再婚しており、私と仲が良いことを親族は皆知っていました。夏、姑のためにと買った洋服を持って訪ねた時、遠方から遊びに来ていた伯母(姑の妹)に、一度も面識がないのに名前を呼ばれ、「姉はずっとあなたの事を良い人だと私達の前で褒めていました。あなたが法輪功の修煉者だと知っています。さきほど姉に、あなたからもらった箪笥いっぱいの洋服を見せてもらったわ。姉がこの家に嫁いだのは正解でした」と話してくれました。その話の流れから、伯母にも真相を伝える事ができました。舅は「彼女は本当に私達の為を思っているから、言う事を聞いて間違いない」とそばで言い添えました。その結果、家族3人とも「三退」しました。
町内は新しく引っ越して来た人ばかりでした。私は積極的に挨拶し、困っている人を助けました。共用部の廊下を雑巾できれいに拭き、雨の日は自転車が濡れないように部屋の中に入れたり防水シートをかけたりしました。地下室の入り口の電球が切れたら自費で購入して警備員に取り替えてもらいました。公共の電気代も黙って払いました。どうしてそんな事をするのかと常人に聞かれましたが、「師父は私に良い人になるように要求しておられるからです」と答えました。
4階に住んでいるのは元村支部書記でした。引っ越してきたばかりの頃に「三退」を勧めましたが、無視されました。彼が病気になった時、私は荷物を持ってあげたり自転車を運んであげたりして気遣いをしました。それ以来、私の事を良い人だと皆に言っていました。その後、彼は『共産党についての九つの論評』などの真相資料を受け取るようになり、「三退」も承諾してくれました。
同じマンションの住民とはほとんど知り合いになり、冠婚葬祭、出産などがあったら私は積極的に参加しました。それはより多くの人に真相を伝えるためです。病気の人を見舞いに行ったり、子供の送迎を手伝ったり、鍵を預かったりしてマンション内の住民と家族のように接しました。家にカレ ンダーや神韻DVDが届くと、私はすぐに近隣の皆に届けました。しかし、ある家族だけはいつも真相を聞こうとしませんでした。ある時、その家の子供が病気になったと聞いて見舞いに行きました。手土産は何も持っていきませんでしたが、「子供に『法輪大法は素晴らしい』と念じるよ うに」とのアドバイスだけを言いました。それを聞いた奥さんはとても感動して、その場で家族全員の「三退」を承諾してくれました。その子供も、後になって私を見かけると、いつも「おばあちゃん、おばあちゃん」と人懐こく慕ってくれました。
また、孫が習い事で通っているテコンドーの道場で、私は進んで雪かきをしたり、下駄箱の靴をそろえたり、年配の方に席を見つけてあげたりしました。毎回の練習終了後には必ず椅子を片づけました。それを見た孫は、いつの間にか私の真似をして一緒に椅子運びを始めました。そのうち保護者達も椅子の片付けに参加するようになりました。「あのおばあちゃんは本当に良い方だね。若々しくて元気で何よりも優しい心の持ち主だ」「それはそうよ! 普通の人ではなく法輪功の修煉者だもの」という会話を耳にしたことがあります。
以上は、私の修煉における些細な心得です。法に沿わないところがありましたら、慈悲なるご叱正をお願いいたします。
合十!
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/26/129707.html) 更新日:2012年5月5日