【明慧日本2012年5月4日】1999年以降、中共(中国共産党)当局は自国内の法輪功修煉者に対し、激しい弾圧を行い、この卑劣な弾圧政策のもとで警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が法輪功への迫害に追随し、迫害の規模を拡大させている。
この13年来、法輪功修煉者は中国の刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場などの施設に収容され、暴行や拷問を受けて苦しめられており、彼らの家族も当局から迫害を受け、数多くの人々が甚大な苦痛を受け続けてきた。そして、その一連の迫害によって多数の修煉者が命を失った。そのため、私たちは中共の卑劣な弾圧政策のもとで迫害を行なっている警官や司法部門の職員に対し、自らの将来のため、ただちに迫害を停止するよう呼びかけている。
しかし、善、悪はともにその行いに報いがあるもので、下記は修煉者に対する一連の迫害に加担した悪人の身に、実際に起きた出来事である。
内モンゴル満洲里市司法局の元局長・王金柱は、610弁公室とともに、部下で法輪功を修煉していた載国臣さんを拘束し、無断で解雇した上、給料の支払いを停止した。また、戴さんの家族も連行されるなどの迫害を受けた。王が迫害に加担してから1年程経った後、突然健康診断で喉に癌細胞があることが発覚し、その後まもなく2011年末に60歳で病死した。
黒竜江省綏化労働教養所の元監守・廉興は、2004年11月、刑務所の第二大隊に勤めるようになって以来、拷問などの卑劣な手段で修煉者に甚大な苦痛を加え続けていた。結局2010年、廉は突然、肝臓病を患った。廉は治療を受けたが健康状態は悪化し続け、まだ30代であるにもかかわらず、非常に衰弱し仕事すらできなくなった。
重慶市九竜坡区楊家坪街道新華二村の元書記・周文坤は、当局の弾圧政策に加担し、法輪功への迫害を行った。周はもともと体が丈夫だったが、突然肝臓にひどい腫瘍ができ、その後まもなく2012年4月10日に62歳で病死した。また周の後継ぎとして新華二村の主任となった馮も、修煉者への迫害に力を注いでいる。彼女はすでに乳癌を患い、片方の乳房を切除した。
重慶市江津区幾江鎮団地の元書記・王令模は、修煉者に対して数々の迫害を加えるなど、多数の悪事を働いていた。2012年3月、病気に苦しめられてきた王は、肝臓癌によって47歳の若さで死亡した。
江西省南昌航空大学の元守衛・銭衛沢(58)は、当局の悪意ある宣伝を信じ、法輪功への迫害に加担した。2007年10月17日夜7時頃、もうすぐ70歳になる高齢の法輪功修煉者・羅來陽さんが、法輪功の真相資料を配ったという理由で銭に密告され、懲役9年の重刑判決を言い渡された。銭は報奨金を手に入れたものの、その数日後、打撲で傷だらけとなったり、夫婦喧嘩で実家から追い払われるなど、一連の不幸に見舞われた。また2012年1月26日、銭は自転車事故で足が骨折し、未だに回復の見込みがなく歩くことができないでいる。