明慧法会|携帯電話を通じて「三退」を勧める
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文/天津市の大法弟子 天嬌

 【明慧日本201257日】尊敬なる師父、こんにちは。同修の皆さん、こんにちは。

 一、大法を得る機縁

 1995年、一本偶然の電話をきっかけに、私は大法修煉を始めました。本を開いて師父の慈悲なる微笑みを見て、かつてどこかで見たことのあるような親近感を感じました。この上なく崇敬気持ちで本を読み終わった時、師父のおっしゃったとおり、私の人生観がすっかり変わりました。以前毎日ぼんやりしていた頭がすっきりして、長年抱えていた病気はいつの間にか無くな、それから体に病気というものを二度と感じたことがありません。

 大法は私の心に潜んでいた多くの謎を解きました。例えば、人間はどこから、何のために世に来たのか? 人間はどうして病気に罹って、どうして死ぬのか? 世の中に本当に神さまや仏陀がいるのか? 人間は猿から進化してきたと私はずっと思っていませんでしたが、色々な解けない謎は私をとても困惑させて、この世界に対して私は少しも興味を持っていませんでした。突然こんなに素敵な本――『転法輪』に出会って、私の嬉しさは言葉で言い表せるものではありませんでした! 『転法輪』を読む時、よく涙を流します。

 ある日の夜、ベッドに横たわって間もなく、一つキラキラの金色の法輪「ブンブン」音を発しながら、部屋の片隅から私に向かって飛んできて、その光で私の目が少し痛くなりました。法輪は頭の前と体の周りを暫く回ってから消えました。それから、大小の法輪よく目の前で回転して、自分の体も軽やかになって、よく風船のように上へ昇ろうとしました静功をやる時、体が上へ昇る感じはもっと強くて、また、自分の体が無くなる感じもするので少し怖くて、時々やむを得ず私は目を開けたまま静功をやりました。そして、自転車に乗る時でも歩く時でも、師父の説法の声がずっと耳のそばで響いて、私は四六時中大法の不思議さと素晴らしさを浴びていました……

 大法を得た当初から、私はどんなことに遭っても法理で自分を厳しく律しています。その時、ずっと私の修煉賛成していた夫の態度が突然180度変わって、何を言っても私に修煉を止めさせようとしました。夫は私の大法書籍、録音テープ、テープレコーダーを全部隠して、私どのように哀願しても返してくれません。また、まるで玉子から骨でも捜し出したいほど、毎日のように私を責めたりしました。私はしっかり心性を守って、我慢に我慢をしていましたが、結局、彼の態度いっそうエスカレートして、もっと荒々しくなって故意にけんかを売ってきます。表向き私は歯を食いしばって忍耐していましたが、心の中はとても苦しかったのです。ある日、本当に我慢の限界まできて、私は師父の写真の前に跪いて、泣きながら「師父よ、私は本当に我慢できなくなっています」と訴えました。

 ある日の昼ごろ、私の天目が突然開いて、私天上から地球まで一層ずつ降りてきた過程が連続ドラマのように、毎日天目に映っていました。「ドラマ」の最終回に、一つ色とりどりの巨大な法輪地面から上へと旋回しながら昇っていきました。精進して将来天上へ戻るようにと師父私に教えているだと私は分かりました。それから、私はもっと厳しく自分を律して、毎日の仕事と家事以外、すべての時間を学法と大法を広める活動に費やしました。多くの親戚と友人は私の紹介で大法修煉に入ったのです。

 二、真相を伝え

 7.20」以降、私は不当に連行されたことがあります。凶悪な警官の罵倒と尋問に直面して、私はただ大法と師父に泥を塗ることを絶対してはいけないと考えて、心の中ずっと「師父、師父」と叫んでいました。9日後、私は家に帰りました。家の電話が盗聴されていることに気付いて、私はとても慌てて、どうしたら良いのかが分からなくなりました。突然、師父の言葉を思い出して、私がやっていることはすべて公開できるもので、彼らに見られても聞かれても、私には恐れることがないと分かりました。そこで、私は毎日その盗聴されている電話で友人、学友、同僚に連絡して、大法の素晴らしさと私が連行された原因などを教えて、かかってくる電話にも私は同じことを伝えていました。電話の盗聴に気づいていないふりをして、毎日のように電話でそのようなことを話して、一方、彼らが本当に盗み聞きたい内容を私は電話で決して話しませんでした。こうして、彼らは逆に私をとても尊重するようになって、ある日「あなたたち法輪功の学習者を見て、私は本当に感心しています。もし政府が禁止していなければ、私と派出所の同僚たちはきっと全員修煉すると思う」とある所長が私に話しました。後日、私は労働教養1年(執行猶予)と判決されました。これは師父が弟子を守ってくださった結果だ、と私は分かりました

 偽りの「天安門焼身自殺事件」が起きてから、真相を伝えることが難しくなりました。私は何回も連行された「おかげ」で、国保課の課長、局長と顔見知りになりました。法輪功の新しい資料が出れば彼らに必ず渡す約束をしていたため、私はよく公安局に真相資料を届けに行きました。「焼身自殺事件」のディスクが出来てから、私はそれを持って局長室に届けて、局長に「我が家の門に置かれていたディスクです。我が家にDVDプレーヤーがないために見られません」と言いました。局長は「それならばここに置いて、今晩、当直の時に見てみましょう」と言いました。私は局長、国保課の課長、派出所の所長などに匿名で真相資料を郵送しました。彼らは真相分かってからとても良くやりました。今、その局長と派出所所長は昇進して、国保課の課長は辞職をしました。

 『中国共産党についての九つの論評』(以下九評』と略)が発表された後、私はほとんど毎日それを配ったり郵送したりしていました。学校の放課後、各会社の昼食時間、定時時間など混乱する時間帯に、私は『九評』を封筒に入れて学校か各会社の受付に届けました。ある日、私は『九評』が入った大きい封筒を某学校の受付に置いた時、学校の指導者らしき数人の人物ちょうど外から学校に入って来て、受付のスタッフ彼らに封筒を渡し、彼らは受け取って、歩きながら見ていました。このように私は『九評』とその他の真相資料を当地区のすべての派出所、公安局、検査院、裁判所、司法機関、政府機関、各学校に届けました。

 ずっと大法の仕事をやってしっかり学法していなかったため、私は邪悪に隙間を乗じられ、ある日、真相資料を配っていた途中、私は不当に連行されました。強制労働をさせられていた期間に、私は心の中で大法を黙々と読むほか、ひたすら発正念をしていました。自分の多すぎる執着心、例えば闘争心、嫉妬心、顕示心、己を実証して己を固守する心、人に言われたらすぐ怒る心、恐れる心、子供の教育にこだわる心、内に向けて探さない心、大法の仕事ばかりして学法を疎かにする心など見つかりました。

 出所してから私は心を静めて学法と暗記をして、丸一日大法暗記した時もあります。これで、初めて大法を得た時の気持ち良さをもう一度体験して、特に大法を暗記する時、幾重にも重なる法理少しずつ私に開示され、私は当初の精進する状態に戻ることができました。あれから、「三つのこと」をすると本当に能率が倍増しました。また、私はいろいろな理由で法輪大法の信仰を諦めた元学習者10数人を訪ねて、交流を通じて、彼らをもう一度法輪大法の修煉に戻しました。

 師父は『衆生からのご挨拶に感謝』、「大法弟子は各地域、各民族の衆生が救われる唯一の希望です」とおっしゃいました。2011年に入って、私は携帯電話で知らない人を対象に「三退」を勧めることを始めました。半年余り経って、このようにやっている過程は自分の心性を高める過程でもあると、体得しました。電話の相手はどんな人か、どんな仕事をしているのかまったく分からないので、どのような人にも出会えます。例えば、話を聞いて気さくに脱党同意した人もいれば、何を言っても断固として脱党しない人もいて、私に罵声を浴びる人もいれば、何も聞かずに電話を切る人もいて、また「610弁公室」と公安局の人もいて、通報するぞと言ってきましたですから、電話をかける前にしっかり学法して、終始、強い正念と清浄な心を保って、慈悲心を持って、はじめて様々な人に脱党をしてもらえるのです。

 もう一つ体得したことは、衆生を救い済度する道を、師父はとっくに按排してくださったので、私達はただ行動するだけで必ず成功できる、ということです。例えば、私は何人かの市政府の上層官吏と大学教授に電話をかけたことがあり、私は慈悲に満ちた声で「三退」を勧める原因を説明した後、彼らは自分で同意するだけでなくて、また家族の分までも脱退するのです。ある新疆の官吏が私に「あなた、頭が良いね、私達の市委員会ビルまで電話をかけてきた」と言って、彼の全家族も「三退」をしました。ある新疆の退役軍人と仲間10人はちょうど退役後の待遇に不満があったため陳情をしているところに私の電話を受けて、私の話を聞いたらすぐさま全員が「三退」に同意しました。またある日、私はある内モンゴルの若者に電話をかけて、彼は電話をハンズフリーにしたため、彼と一緒に食事をしていた5人とも、真相を聞いてから「三退」しました。彼らはそれぞれの友人と親族の電話番号をも私に教えて、私それらの番号にかけたら、電話の相手は全員「三退」しました。

 ある日の夜、私はまた食事をしていた若者のところに電話をかけました。電話の向かい側騒がしいため、彼がハンズフリーにしていたことを私は特に知りませんでした。電話の最後、危険に遭った時に「法輪大法は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい念じてくださいと彼に教えた時、電話の向こうは口をそろえて「法輪大法は素晴らしい」真善忍は素晴らしい」と叫んでいました。あまりにも驚いて感動して、私は涙を流しました。私はまた彼ら一人一人に「三退」をしてもらいました。

 ある日、私の電話は某共産党委員会の書記のところにかかりました。彼に「三退」をさせた後、彼はとても賢くその電話を次々と他の人に聞かせました。4人目の時、彼らみんな高級幹部だと私ははじめて知りました。なるほど、みんな雅やかで礼儀正しいです。最後の幹部の番になった時、彼は「法輪功にとても感謝したい、あなた達は本当にすごいのだ。あなたに会っていないが、喋り方を聞いてきっと若くてきれいな女性だ。永遠に若さを保つように祈る」と言ってくれました。

 時に、電話の相手に師父の故郷の人もいます。相手の人は師父をとても偲んでい、師父が早く郷里に帰れるように待ち望んでいました。師父に「お大事に、よろしく」と伝えてほしい、と話してくれました。

 私の心性を高めてくれた電話もあります。ある日、私は市の「610弁公室」に電話を入れました。相手は「ここはどんな部門か知っている?」と問い詰めてきました。私は「どんな部門でも人民に奉仕する部門でしょう」と答えて、彼はふんふんと言いながら、「ここは市の『610弁公室』だよ、もうあなたの番号を知ったので、これから絶対に監視してやる」と言いました。私は師父にご加持を願いながら、彼の背後の邪悪を解体するようにと強い正念を発しました。「『610弁公室』の方であれば、法輪功の真相をきっと知っていますよね。直ちにあなたの迫害行為を停止して、自分と家族のために素晴らしい未来を選んでください。今『法輪功迫害追及組織』は悪人の犯罪証拠を集めています。天網恢恢(天が張りめぐらした網は広く、目が粗いようだが、悪人・悪事は決して取り逃がさないということ)、逃れられる悪人はきっと一人もいません。早く共産党を脱退して迫害を停止し、大法の弟子を守ることは、あなたにとって唯一正しい道で」彼は「もうあなたの話を録音したぞ」と言いました。「では、全国の610弁公室』向け放送してください。全国の610弁公室』が直ちに迫害を停止したら、それはあなたのおかげです」彼は「今すぐあなたを逮捕しに行く言いました。私は「私を逮捕したら、あなたにとって何か良いことでもあるのですか? 善悪に報いがあることは天理なので」と言、そして多くの例を挙げて彼に法輪功の真相を詳しく説明しました。最後に私は、「今日あなたと電話できたのは一種の縁なので、あなたこの縁を大切にして、自分の命をもっと大切にしてほしいです。それでは、あなたに『光明』という名前をつけて脱党をしてもらいたいと思います。あなたの人生が光に満ちることを祈ります」と話しました。彼は同意しました。

 もう一つ例を挙げます、ある日、私の電話はある若者のところにかかって、彼は共産主義青年団の団員であると私に教えました。私「脱団」を勧めたら、彼は突然とても聞き苦しい言葉で私を罵倒しました。私は心を動ぜずに穏やかな声で「大きな災難に遭う時にどのように命るかをあなたに教えるために、今の電話をかけたのです。あなたどうしてこんなに怒るのですか」と話しました。彼の態度は180度変わって、喜んで「脱団」に同意して、そして何度も感謝の意を表わしました。電話を切った後、彼はまた「ありがとう、感謝します」とのメールを送ってくれました。

 「三退」電話をかけ始めて以来、衆生が本当に大法弟子の救済を待ち焦がれていると実感しました。真相分かった後、大法の本を手に入れられなくて困っている人もいて、『九評』と真相資料を読みたいと言う人もいます。住所と電話番号を教えてくれた人に、私はできるだけ『九評』と真相資料を送ったりしましたが、理由があって送れない時もあります。同修よ、みんなで携帯電話を手に、「三退」を勧めましょう。携帯電話で「三退」を勧めることは衆生済度の方法の一つであり、自分の心性を高める環境でもあります。電話する全過程、終始、強い正念を保たなければなら、さもないと相手は電話を切るか、もしくは「三退」に同意しないからです。

 要するに電話をかけて「三退」を勧めることを始めて以来、感銘することが多すぎて、自分が成長した実感もたくさんあります。常人に「時は金なり」の言い方がありますが、私達にとっては、「時は命なり」で、私の一分一秒も衆生のために存在すると思います。今、周りの同修も携帯電話で「三退」を勧めることを始めています。もし大法弟子みな携帯電話を持って「三退」の電話をかけたら、きっとより多くの中国人を救うことができると思います。

 (明慧ネット第8回中国大陸の大法弟子修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/29/249581.html)     更新日:2012年5月8日
 
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