吉林省:重篤の市民に秘密裏裁判
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 【明慧日本2012年5月10日】吉林省榆樹市に在住の法輪功修煉者・鄭洪琴さん(58歳女性)は、法輪功を修煉する以前は脳血栓などの重病を患っていたが、修煉を始めてから、どんな病気も全快した。2011年10月1日、法輪功の資料を配布するため恩育郷という田舎に行った。警察はそれを理由に鄭さんを留置場に拘禁した。それから7カ月が経ったが、家族や友人との面会は一切禁じられているという。

 さらに、榆樹市裁判所は鄭さんに重刑を科すよう不当判決を企てていた。2012年4月28日午後1時頃、当局は多数の武装した警察を動員し、裁判所の周りにパトカーを待機させた。法廷に立った鄭さんは、体が極度に衰弱し、皮と骨ばかりに痩せこけ、話す気力もなく、重篤の状態だった。口頭弁論の返答は頭でうなずくしかできなかった。結局、鄭さんに対する秘密裏の裁判は、法律で定められた順序やプロセスに従わずに閉廷した。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/3/256604.html)     更新日:2012年5月11日
 
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