遼寧省:無実で7年間拘禁された市民 拷問により危篤
【明慧日本2012年5月11日】大連市に在住で、中国伝統の気功修煉法、法輪功を学ぶ張偉さんは、中共(中国共産党)当局により2005年、法輪功を学習しているという理由で不当に懲役10年の重刑判決を宣告された。現在、張さんは遼寧盤錦刑務所に拘禁されており、7年の獄中生活で受けた様々な拷問によって、体がやつれて見る影もなくなり、骨と皮ばかりにまで痩せこける惨めな姿となった。張さんの家族は、この7年来、繰り返し張さんとの面会を求め続けてきたが、一度も許可されたことはなかった。
最近、張さんの家族はようやく面会場所で張さんと面会を果たした。張さんは腕が上がらず、指が黒く、爪の色が白く、顔色が白く、今すぐにも倒れそうな様子で、張さんの家族は施設の中でどれほどの拷問が行われたのかを目の当たりにし、迫害の残酷さに衝撃を受けた。また、家族からの仕送りは直接張さんへ手渡されることはなく、手数料を差し引かれた上に係員を通して張さんへ届けられるという。
遼寧盤錦刑務所は、修煉を放棄せず意志の固い修煉者に対して、彼らを転向させることを目的に迫害の程度をエスカレートさせており、法輪功関連書籍の学習禁止、法輪功の動作(煉功)の禁止、日常用品の購入禁止など、様々な制限を科すことで人権を蹂躙している。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/2/256557.html)
更新日:2012年5月12日