湖南省:陳情した長沙県民 連行され不当判決
【明慧日本2012年5月12日】湖南省長沙県に在住の法輪功修煉者・李玄剛さん(46歳男性)は先月9日、赤壁市の工事現場へ行く途中に、見張っていた不審者によって拉致された。それ以降、行方不明になっていたが、情報によると現在、赤壁市留置場で監禁を強いられているという。この迫害を隠蔽するため、当局は李さんの勤め先と家の各入口に不審者を配置し、さらに李さんの家族や友人、同僚を監視したりして迫害の事実状況が外界に漏らされないよう、李さんのことを口にするなと圧力をかけた。また、不審者は調査を口実に李さんの同僚に卑劣な手段で脅し、李さんに不利な証拠を偽造するため利用し、不当判決を下すことを企てているという。
李さんは自動車部品の販売で繁盛し、道路を作るなど地元の建設に力を注いだことで人々に知られていた。1996年に法輪功を習い始めた李さんは2000年10月、法輪功の無実を訴えるために上京して陳情したことで、懲役4年の不当判決を受けた。
出獄後、2005年6月、長沙市撈刀河洗脳班へ移され、再び不当拘禁を経て、2006年6月、長沙新開鋪労働教養所へ収容された。2007年8月までに、相前後して6年ほど獄中生活を強いられていた。そして2011年の「中国共産党全国代表大会」の期間中、李さんは長沙県610弁公室に捕まえられそうになったが、知人によって助けられた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/9/257026.html)
更新日:2012年5月13日