四川省の法輪功修煉者 母親と共に不当拘禁される
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 【明慧日本2012年5月22日】四川省什邡(しゅうほう)市に在住する法輪功修煉者・周玉宝さん(53歳男性)は今月15日、自宅の窓ガラスやドアを壊されて警官に強行突入された。警官は詳細不明な書類を提示し、それが逮捕状だと言いふらしていた。そして家族は、法に背く警官らの犯罪行為を非難したものの、警官は「俺には法律など通じない」と返し、家族の反対を押し切って大量の家財を差し押さえ、周さんと年配の母を強制連行した。当時、警官はこれらの犯罪行為を正当化するための書類にサインするよう家族に強制したが、拒否されたにもかかわらず、居民委員会(中共の末端に連なる住民の自治組織)のメンバーを呼び出し、家族の代わりにサインさせた。

 翌日、家族は公安局へ行き、周さん親子の状況を尋ねた。最初は、警官は偽善の手段で親切に接したが、家族の固い態度が気に入らなかったため、家族に手を出して険しい表情に豹変し、乱暴に振る舞った。また、脅迫に屈することのない家族は、警官に勾留通知書への署名を強要されたが拒否した。

 周さんは、かつて2007年10月13日に30日間の不当拘禁、2010年5月26日に15日間の不当勾留を受けたことがある。その一連の迫害により高血圧に至った。

 現在、周さんは、什邡市留置場で監禁を強いられている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/19/257782.html)     更新日:2012年5月23日
 
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