【明慧日本2012年5月23日】赤峰市元宝山区では2012年4月中旬、多数の法輪功修煉者が不当に連行され、彼らは未だに釈放されることなく拘禁され続けている。次に、同区に在住の一部修煉者が受けた迫害状況を述べる。
4月13日午後、王鳳環さんと翟翠霞さんは、610弁公室の指示を受けた警官によって家を荒らされた上、逮捕された。その際に2人は大量の家財を没収された。
李秀栄さんは法輪功の真相資料を配布していた際に通報された。そして4月14日、李さんは自宅で警官に拘束された。翌日、李さんの母・嶽淑霞さんも連行された。現在、親子2人は、元宝山区平荘留置場に収容されている。
4月21日、王秀芳さんは、同行していた劉玉梅さん、楊桂花さん、李玉琴さんとともに「神韻芸術団巡回公演」を収録したDVDを配っていたという理由で一斉逮捕され、拘禁された。元教師の秀芳さんは中共(中国共産党)の法輪功への弾圧政策により、一方的に夫から離婚を宣告され、家庭が崩壊し、路頭に迷う生活を強いられている。また迫害により、相前後して3回も不当判決を宣告され、拘禁された。
法輪功とは「真・善・忍」という宇宙の特性に基づいて心性を修め、人間の身体を健康にするとともに、生命を根本から改善、向上させる修煉を行う功法である。また、「真・善・忍」を信じることは、世間に高尚な道徳水準をもたらし、崩壊した道徳を回復することができると考えられている。しかし、1999年以降、中共当局は自国内の法輪功修煉者に対して激しい弾圧を行い、この卑劣な弾圧政策のもとで警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が法輪功への迫害に追随し、迫害の規模を拡大させている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)