北京市:高齢の修煉者 中共に迫害され家庭崩壊
【明慧日本2012年5月24日】朝陽区に住んでいた90歳近くの李托民さんは、2012年5月21日、法輪功の修煉を放棄しないという理由で、洗脳班に収容された。また、同区に住んでいた60歳過ぎの王暁利さんも同じ理由で、労働教養を宣告された。このように、中共(中国共産党)により法輪功が迫害される中、年齢を問わず修煉者であれば誰でも、当局に人権を蹂躙されている。
2012年4月25日午後、李さんと同行していた修煉者は、法輪功の真相資料を配布していた際、市民に通報された。花家地派出所から警官が駆けつけ、強引に李さんら2人の所持品を没収し、パトカーの中に押し込んだ。2人が酒仙橋派出所に身柄を拘束されている間、地元警察と役人らは、それぞれ李さんともう一人の修煉者の家に侵入し、泥棒のように複数の家財を強奪した。その後、李さんは依然として迫害を受け続け、嫌がらせなどの生活妨害を受け続けた。
2012年1月13日、王さんは自宅にいたところを不当に連行され、3月まで拘禁を強いられていたが、その後さらに法的手続きもなく、2年7カ月の労働教養を科された。また、王さんの家族は、北京女子労働教養所へ行き、王さんの状況を尋ねたが、何の説明もなく面会さえ許されなかった。王さんの高齢の夫は妻のために告訴する道もなく、涙を流して怒りを抑えきれず、共産党がいかに悪らつかをつぶやきながら、無念の思いを抱いたままこの世を去った。中共当局の弾圧政策により、「真・善・忍」を信奉する多くの修煉者の家庭が崩壊したが、これはその一例に過ぎない。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/18/257702.html)
更新日:2012年5月25日