明慧法会|空前絶後の法の中で修め、誓約を果たす中で衆生を済度する(五)
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文/遼寧省の大法弟子 小宇

 【明慧日本2012524日】

 善の念で人々の良知を呼び覚ます

 2008年北京オリンピックの時期に、大法弟子への迫害はいっそうひどくなり、大法弟子を告発すれば賞金が支払われました。ある日、同修が真相資料を運んでいるのを見られ、告発され「洗脳クラス」に連行されました。それを知った後、私はとても焦りました。後日、告発者は夫の知り合いの息子で、郊外のある村の村長を務めていると聞きました。「とてもかわいそうな人だね、共産党からお金をもらえるなら、このよう良心に背くこともするのだ」と、絶対彼を救いたいと思いながら、一方で彼が他の人を告発したのなら、私をも告発するのではと心配もしました。

 私は彼のところに3回も行きましたが3回とも彼は留守でした。それで、私は自分の恐れる心を見つけて、それを除去しました。4日目、彼の職場の入り口で私は彼に会うことができました。彼に事情を聞くと、彼は「あのおじさんは社会治安を破壊しているために告発した」と答えました。私は「彼は人を助けるために資料を配っているのです。私も法輪功を修煉しているので、私は社会治安を破壊したと思いますか。私たちはみんな良い人で、法輪功を迫害するのは罪になる!」と言いました。彼は怖くなって「おばちゃん、私は恐ろしいことをした! 私はまだ助かる機会があるのか? 村長を免職されないのかな」と言いました。私は「大丈夫、あなたは共産党から脱退して、『法輪大法が良い真善忍が良い』を念じればきっと助かります」と言いました。彼は、「脱退する、脱退する! 今後、私は二度と法輪功を告発しない!」と言いました。それから、また彼に会った時、彼は「おばちゃん、私の脱党手続きをしてくれたか」と念入りに確認しました。

 親戚のAさんは某労働教養所の党書記で、複数の刑務所教育を担当しています。ある日、彼が我が家を訪ねた時、私の体がこんなに健康であることに驚きました。私は、「私は法輪功をやっているおかげでこのように健康になって、数年来、薬を飲んだことがない」と言いました。食事の時、私は発正念をしながら彼に大法真相を伝えると、彼は「こんなに良い功法を国はどうして禁止するのかね。私の管理下の刑務所にみな法輪功学習者がいて、彼らはとても道徳水準が高い人で、ただ共産党に反対して小冊子を配ったために捕まった」と言いました。私と夫は彼に「法輪功は政権に興味がない、命の危険を冒して真相を伝えているのは、世間の人々を『三退』させて、助けたいためだ」と話しました。すると彼は、「法輪功に関する良い情報を耳にしたのは、今日初めてだ。私のために『脱党手続き』をして下さい、今後私は大法弟子に優しくする」と言い、帰り際に私たちは神韻ディスクと大法の書籍をあげました。それから聞くところによると、彼は共産党の手先になって罪を重ねたくないために早期退職をしたようです。

 今年、夫の同僚が子供の大学合格のお祝いの会を開き、私たち夫婦も招待されました。同僚は今、農村部の郷長に昇進して、法輪功迫害に関与したと聞いていました。お祝いの会に行く前に、あの同僚を救うために発正念するようにと他の同修に頼みました。多くのお客さんが来て彼は忙しくしていましたが、私はタイミングを探して彼に真相を伝えました。彼は「私は法輪功を捕まえたくて捕まえたのではなくて、上からの命令なので仕方がない。脱党したら、あなたの師父は私を許してくれるか」と。私は、「許してくれる!」と言って、『洪吟』「を吟じました、「世の気風日ごとに下り、衆人助長す 爛鬼率先して人跟いて行く 我は世人の為に愁うるも 人は己の為に憂れず」聞いてから彼は、「私はやっと自分の間違いに気付いた」と言いました。

 現地司法局のある責任者と夫は仲の良い友達で、私から真相を聞いた後、「三退」をしただけでなく、定年退職まで法輪功の事に関与しないようにしました。公安局の指導者は真相を知った後「三退」して、また仕事の中で大法弟子を守りました。政治法律委員会の同僚は真相を知った後「三退」をして、仕事の異動を申請しました。鎮政府の主要な責任者は真相を知った後、部下に「上から法輪功逮捕の命令が下されたら、みんなは上手対応してくれ。仕事が忙しいと言ってうまく応対すればいい」と注意しました。今、彼は密かに大法を修煉しています。

 師父は『世間に向かって輪を回す』「修煉者には敵はおらず、誰も大法の敵になる資格はありません」とおっしゃいました。10数年来、私はいかなる機会をもつかんで、公安、政治法律系統の職員に真相を伝えて、善の念を持って彼らの良知を呼び覚ましています。かつて、警察・検察・裁判所の職員に対して私も恨みを抱えていたのですが、師父の説法を学んだ後、彼らも共産党制度の被害者だとわかりました。彼らと接触する際、先入観や恐れる心を持たないことで、はじめて彼らの良知を呼び覚ますことができる、と分かりました。

 情から昇華して、慈悲心を持つ

 夫の弟の息子地方の専門学校に進学するので、祝い会兼送別会を開くので、夫の弟は私たち夫婦を誘いに来ました。私は彼の話を聞いた途端「何が祝い会よ、私たちから祝い金をもらうのが本当の目的なのに。以前貸したお金はもう返してくれなくていいが、今日はまた金目当てで来たのか」とカッときました。それで「私たちは行かない」と弟に言いました。弟は少し恥ずかしくなり、機嫌も悪くなったようです。彼が帰った後、私は真面目に内に向けて探して、闘争心、利益心、嫉妬心などが見つかりました。これらの執着心の根源はすべて「情」であり、人に金や物品をあげる時でも「情」に駆動されていました。「情」を除去しないと、表面上だけ良い人になっても真の修煉にならないと悟りました。それで、私は発正念してそれらを除去して、弟の家の宴会に行くことに決めました。結局、私が行くとみんなに厚く歓迎されて、親戚らは私を囲んであれこれと世間話をしました。この機会を利用して、20数人に「三退」してもらいました。師父は『転法輪』に「この情を断ち切らなければ、修煉することはできません。情から抜け出すことができれば、誰もあなたを動揺させることができず、常人の心があなたを動かすことは不可能となります。それに取って代わるものは慈悲の心であり、より高尚なものです」とおっしゃいました。

  (続く)

  (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/30/249212.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/12/20/130235.html)     更新日:2012年5月25日
 
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