湖北省:迫害された法輪功修煉者が一家離散
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 【明慧日本2012年5月25日】湖北省に在住の曹正国さん(45歳男性)は先月14日午前、鄂(がく)州市で「2012年神韻芸術団巡回公演」を収録したDVDを所持し、配布したという理由で、警察に逮捕され、鄂州市留置場で15日間の不当拘禁を経た後、1年6カ月の労働教養を科された。現在、監禁先が不明のため、曹さんの状況を知ることができないという。

 今回の曹さんへの迫害に加担したのは、長嶺鎮派出所、公安局西山支局、西山610弁公室などである。この迫害を指示したのは、中国共産党内序列第9位の中央政法委員会書記・周永康である。

 かつて、曹さんは2000年1月頃、2度も北京へ行き、繰り返し法輪功の無実を訴えたため、1年6カ月の労働教養処分を受け拘禁されていた。2001年2月末、蓮花山洗脳班や鄂州市第一留置場へ連行され、前後して7カ月監禁された。2002年1月頃、再び法輪功の真相を伝えたことで、重刑判決9年の禁錮刑を宣告された。2012年4月頃、「2012年神韻芸術団巡回公演」を収録したDVDを所持していたという理由で、1年6カ月の労働教養を科された。こうして、1999年7.20に法輪功への弾圧が始まってから13年目になったが、曹さんはこの弾圧政策の下で迫害により13年間も獄中生活を強いられてきた。

 一方で曹さんの妻・李少先さんは、法輪功を修煉しているという理由で、1年6カ月の労働教養処分を宣告された。曹さんの母も法輪功を修煉しているとして長期間の迫害で圧力を受け、弾圧政策での長く苦しい生活により、精神・肉体ともに疲れ果て、死に至った。曹さんの叔父・李少君さんは、法輪功の無実を陳情するために上京した際、警察に捕まって行方不明となっている。洪宇さんは小さい頃に両親を亡くし、兄の東洪さんと共に苦しい生活を強いられていた。曹さんの娘は、家族を無くし、一人ぼっちとなり、学校にも行くことができず、アルバイトの少ない収入で何とか生活を維持している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/19/257746.html)     更新日:2012年5月26日
 
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