明慧法会|空前絶後の法の中で修め、誓約を果たす中で衆生を済度する(六)
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文/遼寧省の大法弟子 小宇

 【明慧日本2012525日】

 貧困層の人に真相を伝え

 現在、中国社会では貧困層の人数が最も多く、つまり一般労働者、農民、および出稼ぎ労働者たちです。彼らはとても貧しく苦しくて、中国共産党の腐敗に深刻な不満を持っていますが、現実を変える力を持っていません。生計のために一年中奔走する彼らは長年、共産党の洗脳宣伝を受けているため、共産党の本質を見破ることができず、中国人の中で最もかわいそうで最も救われなければならない衆生です。彼らは真相が分かった後、とても喜んで「三退」をしました。数年来、私はできるだけ機会をつくって、貧困層の人に真相を伝えています。

 ある日、私は朝市で買い物をして、インゲン豆が売られている所行って買おうとすると、ちょうど2人の女性も「インゲン豆を買いたいね」と話していました。私は、「それでは、あなた達が先に選んでください、私は最後に買うから」と言って、彼女たちの選別を手伝いました。彼女らと豆売りの男性は、今時まだこんなに心の優しい人がいるのかと不思議に思っているので、「私は法輪功を修煉しています。師父は私に良い人になるようにと教えてくださいました。私たちは真・善・忍を修めています」と言いました。「法輪功」と聞いて、彼女たちは3人とも驚いて、共産党に騙されて法輪功に対し怖い印象を持っていが、法輪功の人はこんなに優しいのかと意外な様子でした。私は一歩進んで多くの真相を伝えて、最後に話題を「三退」に導くと、女性二人は喜んで「三退」に同意しました。彼女たちが買った後、インゲン豆は700グラムしか残っておらず、「全部買う」と言ったら、豆売りの男性は感動して、「お姉さん、私にも『三退』をしてくれないか」と言いました。このように、私は700グラムのインゲン豆を買って、3人を救いました。

 ロバ車を引いてニラを売っている農民の前に行った私は、ニラを買った後ついでに彼に真相を伝えました。彼は「自分の体調があまり良くない」と訴えました。私は彼に「三退」すると命が助かる、「法輪大法は良い真善忍は良い」と念じれば、きっと健康になることを教えると、彼は嬉しそうにお礼を言いました。その日の帰り道、ロバが突然異常な行動をしたためコントロールできなくなって、とても危なかったのです。せっぱ詰まって、彼は大きな声で「師父、助けて! 法輪大法は良い! 真善忍は良い!」と叫ぶと、瞬時ロバはおとなしくなりました。翌日、市場で彼に会ったとき、昨日の出来事を話してくれて、再度私にお礼を言いました。更に親切に「野菜を売る○○さんはまだ脱党していない」と教えてく彼は私が真相を伝える時に手伝ってくれます。

 また朝市で買い物をしたある日、野菜のごみから唐辛子を拾っていた50歳代の中年女性が、頭をあげて私に微笑みました。もしかしてこの女性は私と縁があって、私の救い済度を待っているのではと思い、彼女に話しかけました。彼女は「孫と二人で暮らしています。孫は孤児で、とても唐辛子炒めを食べたがっています。買うお金がなくて、みんなに捨てられた野菜のゴミからまだ食べられる唐辛子を拾って、帰ってから炒めて、孫に食べさせようと思います」と教えてくれました。私は「では、少し買ってあげましょうか」と言ったら、彼女は繰り返し断りました。それで、私は彼女と世間話をしながら、一緒に唐辛子を拾いました。彼女は涙があふれて「今時、あなたのような良い人がまだいるのだ! 私のような貧乏人は誰も相手にしてくれないが、あなたは本当に優しい人だ」と言いました。「私は法輪功を修煉しています。法輪功学習者はみな良い人で、師父は私たちに良い人になるように教えて、真善忍を教えています」と言うと、彼女は「今の政府の人はあまりにも悪いです。我々の救済金をいつも遅れて支給して、少しでも役人の機嫌に触れたら救済金が断たれます。生活は苦しいね」と言いました。私は彼女に「三退」を教えて、「法輪大法は良い真善忍は良い」覚えてくださいと教えました。

 今、私は真相を伝えて「三退」を勧めることを毎日の中の一番大切な事として考えています。毎朝起きたら、どこそこにまだ行っていない、誰々をまだ救っていないかを考えます。毎日家を出る前に発正念して、知恵をください、救うべき衆生に出会えるようにと、師父にご加持をお願いします。ここ数年、私は随時随所で各業種、各階層の人に真相を伝えて「三退」を勧めています。市内から田舎まで、家、店、市場からバスの中まで、時間をつめていかなる機会を逃さずにしっかり真相を伝えています。相手は政府の高官もいれば生活のどん底にいる貧乏人もいて、出稼ぎ者もいれば農民、商売人、学生もいて、善良な人もいれば大法弟子を迫害した人もいて、私の身内、同僚、友人もいれば赤の他人もいます。出会った人はすべて私と縁がある人だと思って、誰に対しても私は慈悲の心を持って真相を伝えています。数年来、私が真相を言った後に「三退」した人は1万人くらいいます。「大紀元ネット」公表している「三退」人数の一万分の一を達成したいと私は自分に目標を定めました。

 今、私はその目標達成しました。また、オリンピック期間だけ、私は約1千人に「三退」をしてもらいました。

 12年来、師父の慈悲なるご加護、大法の指導、同修の助けのもとで、私は多少、大法弟子としてするべき事をやりましたが、師父の要求まではまだとても遠いです。師に従って法を正し、衆生を救い済度する道のりで、私抱えている様々な執着心が暴露されました。多くの人を救った時歓喜心、挫折した時の嫉妬心闘争心、高官を救った時の顕示心、お金がかかる時金銭への執着心、遠い農村に行く時安逸心、などなど。これらの執着心は衆生を救い済度する時の障害で、修煉の中で登らなければならない階段でもあります。12年の修煉を振り返ってみると、至る所に師父の慈悲なるご加護があります。私よくやった時に師父は励ましてくださって、線香の頂上に蓮の花を咲かせてくださいます。私が良くできていない時に師父は啓示をしてくださって、私に不足の部分を悟らせます。全て全ては師父がしてくださって、私はただ自分を修めているだけで、自分の全ては大法から頂いたものだと、私は深く体得しました。12年来、私無事に歩んできたのは、すべて大法のおかげです。これから真面目に「三つのこと」を行って、師に従って最後まで頑張っていきたいと思います。「理智をもって法を実証し、智慧をもって真相をはっきりと伝え、慈悲をもって法を広めて世人を救い済度する、これはすなわち、覚者の威徳を築きあげているのです」(『理性』)

 (完)

 明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/30/249212.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/12/20/130235.html)     更新日:2012年5月26日
 
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